1982-03-23 第96回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
○村沢牧君 この山口村では村を挙げて駆除対策に努めておるわけでありますが、隣村のたとえば南木曾町にも松枯れの徴候があらわれておると言いますけれども、林野庁はこの範囲がさらに拡大をすると見ているのかどうか、山林県でありますので、拡大をすると大変な被害になるわけでありますけれども、この辺についてはどういうふうな判断を持っていますか。
○村沢牧君 この山口村では村を挙げて駆除対策に努めておるわけでありますが、隣村のたとえば南木曾町にも松枯れの徴候があらわれておると言いますけれども、林野庁はこの範囲がさらに拡大をすると見ているのかどうか、山林県でありますので、拡大をすると大変な被害になるわけでありますけれども、この辺についてはどういうふうな判断を持っていますか。
これは、その流域ごとに荒廃の現況とか、あるいは保全対象の状況等を把握いたしまして、あわせて経費の試算を行っているわけでございますが、現段階におきましては、これは南木曾プランを含めた形での全体調査はまだいたしておりません。 なお、この全体調査と申しますのは、あくまでもこの治山五ヵ年計画を策定するための基礎資料という形でとっておりますので、御了承賜りたいと思います。
南木曾地区の治山事業につきましては、現行の第五次の治山事業五ヵ年計画におきましては一応二十四億円を予定しております。そこで、五十二年度並びに本年度五十三年におきまして予定しておりますところの金額は、合計いたしまして十億円でございます。
○村沢牧君 この木曾谷の中で特にひどいのは営林署の統廃合の対象になっている妻籠、つまり南木曾地域であります。私は、ことしになってから二回南木曾の荒廃地の現状を調査しておるわけですけれども、まるで三十六年災害や伊勢湾台風の直後のような現状をいまもって呈しておるのですよ。下流の住民は、国有林に起因をする災害によって今日まで多くの人命や財産を失ってきた。
これは私の選挙区の大変小さいことのようですが、そこの住民にとってみれば大変大問題で、長野県の木曾郡南木曾町、過去十年間に五回の激甚災害、大変で、われわれもあそこは何でこう災害が多いか、こういうところであります。そこの三千五百名の住民が全員署名して、営林局のところへこういうお願いに行ったわけです。
営林局の予算の二割程度がこの南木曾町に投入されているわけでございまして、非常に崩壊しやすい花崗岩でございますので、私ども今後もその計画的な治山事業を推進してまいりたいと思っているわけでございます。
このことについては、当南木曾町民有林でも初めてのことであり、労務係とともに松本労働基準監督署へ出頭照会、指示を求めましたが、その時点で何ら指示もなく解決されませんでした。その後、医師のチェーンソー使用不可能の指示もあり、伐木造材――出来高賃金月収約十五万くらいの仕事をやめ、国有林下請の造林作業に転職しました。
この間も南木曾へ行ってみましても、奥地のいいところをみんな切ってしまって、これから植林をしてもすぐは育たない。その砂防も、これは建設省でやってよいであろうと思うところの砂防を農林省のほうでやって、そうして奥地の植え付けのほうはどうもおくれているというようなところもあるようですから、ひとつ御研究を願いまして、これも根本問題として国土保全の見地から十分ひとつ御研究をわずらわしたいと思います。
六月十九日から七月二十二日までの被害の概要でありますが、六月十九日から七月二十二日の間に発生しました建設省所管の公共土木施設等の被害は、現在までのところ四百十五億円で、その内訳は、六月十九日から二十四日にかけての南九州及び南木曾地区の十八億円、台風第四号による関東地区等の二百十一億円、六月三十日から七月二日にかけて西日本の三十三億円、七月七日から十三日にかけて南九州及び北陸地方の三十七億円、七月十五日
また、木曾谷集中豪雨による被害は、長野県南木曾町を中心とした地域に雷を伴って局地的に発生したものであり、これらの被害の状況につきましては、資料のあとにつけてございます。
○説明員(古賀雷四郎君) 南木曾町の集中豪雨に対する被害状況を追加して御報告申し上げます。 気象の概況は大体三時間に百八十二ミリという集中豪雨でございまして、このために土砂くずれ並びに浸水による被害を生じております。
まず、六月二十四日の夕方から夜半にかけまして降りました、長野県西筑摩郡南木曾町内の集中豪雨につきまして、被害状況を申し上げます。 これは県の南西部にございます通称木曾谷一帯にわたりまして、六月二十四日の午後四時ごろから、雷雨を伴います集中豪雨がございました。降雨量は、南木曾町の観測所の観測によりますと、百七十五ミリということでございました。約四時間で百七十五ミリの雨が降ったわけでございます。
それから長野県南木曾町の集中豪雨の状況でございますが、人家の被害といたしましては、全壊が二十三、流失が十八、半壊が二十三、床上浸水が二十七、床下浸水が六十三という状況でございまして、この南木曾町につきましても災害救助法を適用いたしますとともに、飲料水の供給、被服、寝具等の生活必需品の給与、医療等の救助の実施に当たりますとともに、なおこの地帯では、応急仮設住宅十二戸を建設をいたしまして、これは六月二十八日