1951-10-18 第12回国会 衆議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第3号 南朝鮮領域から米国軍が撤退したその直後において、突如として南鮮侵入が始まつたのであります。この事実は生きた教訓として私どもは忘れておりません。講和條約の成立によつて国連軍の撤退した後のも本は、軍事的にまつたくの無防備であり、まる裸となるのである。この点から見るならば、今日のわれわれ日本というものはまさに南鮮の李承晩政権よりもさらにもつと脆崩だと申さなければなりません。 池田正之輔