1952-06-02 第13回国会 衆議院 通商産業委員会 第45号
南方資源開発の問題は、従来しばしば頭を出しまして立消えになつております。私どもはその都度質問いたしましたが、政府からおざなりの答弁しか得られておりませんが、大体どういうところに障害があるか。通商條約が南方諸国とはほとんど結ばれておらない。
南方資源開発の問題は、従来しばしば頭を出しまして立消えになつております。私どもはその都度質問いたしましたが、政府からおざなりの答弁しか得られておりませんが、大体どういうところに障害があるか。通商條約が南方諸国とはほとんど結ばれておらない。
特に南方資源開発の問題がしばしば頭を出しております。ボーキサイトの開発という面が日本の技術と資力によつて行われるという話がときどき出ておりましたが、いつのまにか立消えになつております。そういう問題についての一応の御見解、あるいは国内資源、たとえば礬土頁岩というようなものについて開発が行われるかどうかということについて承りたいと思います。
○公述人(青山秀三郎君) 大体この南方資源開発のときにもそういう話も出たのでありまするが、日本の石油技術者が相当南方に行きまして、相当指導的になれると思いましたところが、なかなか却つて向うのほうが優れていたというような話もあります。現在においても掘る技術を見ますと機械はアメリカから輸入いたしておるのであります。いろいろな事情で、地表の、例えば道路法の関係もあると思うのであります。