1962-02-21 第40回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号
○吉村政府委員 先生すでに御承知のように、フィリピン材が漸次減ってくるということから起こった問題でございますが、すでに南方林業開発委員会で検討を進めておられまして、内部的な検討は、民間側の商社、需要者、南洋林業関係者におきまして、せんだってカリマンタン森林開発協力会社設立推進委員会、こういうものが発足をいたしまして、現在これによって、この協力会社の設立あるいは事業の推進というような問題について具体的
○吉村政府委員 先生すでに御承知のように、フィリピン材が漸次減ってくるということから起こった問題でございますが、すでに南方林業開発委員会で検討を進めておられまして、内部的な検討は、民間側の商社、需要者、南洋林業関係者におきまして、せんだってカリマンタン森林開発協力会社設立推進委員会、こういうものが発足をいたしまして、現在これによって、この協力会社の設立あるいは事業の推進というような問題について具体的
カリマンタンの森林開発でございますが、これはそこへ書いてございますように、最近国内におけるラワン材、いわゆる供給地といたしましてのフィリピンが資源の枯渇、あるいは向うにおきまする丸太の輸出制限といったようなことから関連いたしまして、それのいわば輸入供給源の確保といったようなこちらの要請と、また現地におけるカリマンタン地域の開発という経済事情の双方からいたしまして、先般来関係業界を中心にいたしました南方林業開発委員会
そうして昨年の六月、南方林業開発委員会の小林会長が、ちょうど日本へ参っておられましたスカルノ大統領と会見して、その開発及びその前提となる調査について協力を要請されました。これに対しまして、同大統領は、あるいは外貨の獲得とか木材の供給、国内移民との関連等で大きな関心を示されまして、日本側の調査実施に対しましてはできる限り配慮しよう、こういうようなお答えがあったと聞いております。