1967-06-09 第55回国会 衆議院 外務委員会 第11号
○青木委員 結局モントリオール協定によりますと、補償額は二千七百万円、七万五千ドル、今度のヘーグ議定書によっても六百万円だ、たいへんな差があるわけでございまして、日本人の旅行者のことを考えますと、たとえばある日本人がヨーロッパに行く場合、アメリカ経由で行って事故が起こったならば二千七百万円もらえる、しかし南方回りで行った場合には六百万円の責任限度額しかもらえないという、たいへんなアンバランスが出てくるわけであります
○青木委員 結局モントリオール協定によりますと、補償額は二千七百万円、七万五千ドル、今度のヘーグ議定書によっても六百万円だ、たいへんな差があるわけでございまして、日本人の旅行者のことを考えますと、たとえばある日本人がヨーロッパに行く場合、アメリカ経由で行って事故が起こったならば二千七百万円もらえる、しかし南方回りで行った場合には六百万円の責任限度額しかもらえないという、たいへんなアンバランスが出てくるわけであります
これはたとえば上海-長崎間のケーブルとか、青島のケーブルとかいうものは戦争中になくなったけれども、この南方回りのイースタンケーブルについては、昔これは日本と通信をやっておったわけでありまして、この海底ケーブルは、英連邦が南方を経由して持っていったのと、それから要するにノーザンのいわゆるソ連を経由してヨーロッパを経由する、この二つの路線があって、あとはいわゆる無線で連絡をしておったわけでありますが、南方
これは最近の北極回りあるいはまた南方回りでロンドンへ行くというような、ああいう国際空路から考えてみましても、非常に重要な線でないかと思うのであります。ニューヨークからロンドンへということになれば、おそらく世界一周できるのではないかと思うのですが、これの交渉はすみやかにされねばなるまいと思います。