1991-03-08 第120回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
そういう現状を踏まえて、この問題を何としても解決しなくちゃいかぬ、こういう気持ちを込めての何点かにわたる質問をさせていただきたいのですが、南島文化圏という地域的な問題においても、多数の島嶼を背景に多種多彩な文化が保持されているという面でも、沖縄の伝統芸能というのは全国一般にはない大変独得なものを持っておるように思います。
そういう現状を踏まえて、この問題を何としても解決しなくちゃいかぬ、こういう気持ちを込めての何点かにわたる質問をさせていただきたいのですが、南島文化圏という地域的な問題においても、多数の島嶼を背景に多種多彩な文化が保持されているという面でも、沖縄の伝統芸能というのは全国一般にはない大変独得なものを持っておるように思います。
そういう独自の南島文化圏というふうなものの中に流れてきたものを県民のよりどころにさせようとするような法の組み立て方、予算の配分の仕方がなくて、全部どこかの基準にある全国的なそれぞれの省庁の補助基準の中のやつをとっていって、五十五条で一括まとめて沖繩開発庁の一つの政策展望だと、こういう形にしかなってないんですよね。 それ以外のもの、どこか法令の中でもってこれだというようなものございますか。
その伝統文化をずっと育て上げてきた底に流れている心を、南島文化圏というふうなものの底に流れている心をどういうふうにして沖繩人の誇りの中に保たせていくか。 たとえば具体的に言いますと、歴史民俗資料館というふうなもの、こういうふうな計画を沖繩で持ったとしてもちょっといまのこの五十五条にはなじみそうにもないんですよね、そういう形のものが。どうですか、事務方でひとつ。