現在、四国内には、高松―高知県須崎間のルートの四国横断と、徳島―愛媛県大洲間のルートの四国縦貫の両高速道路の計画がありますが、これまでに開通しておりますのは、香川県善通寺―愛媛県土居間の約五十キロメートルと、高知県南国―大豊間の約二十キロメートルの二区間であり、四国四県の県庁所在地が高速道路で結ばれますのは、二十一世紀に入ってからと言われ、また、四国横断高速道路が本州四国連絡橋の児島・坂出ルートの終点
そういうことで、いま主要区間の整備を急いでいるわけでございますが、たとえば横断道路について申しますれば、現在いち早く手をつけておりますのは南国−大豊間でございまして、路線発表をいたしまして、ようやく五十三年度から用地買収に手がつけられるような状況になりました。