1985-10-08 第102回国会 参議院 建設委員会 閉会後第1号
まず、札幌鉄道高架事業は、札幌駅を挟み東西約九キロを立体交差化し、道路交通の円滑化と南北市街地の一体的な発展を図ろうとするものでございます。事業によって立体化される交差道路は三十路線を数えますが、総事業費は九百三十億円が見込まれており、これまでに五百三十六億円が投下されております。
まず、札幌鉄道高架事業は、札幌駅を挟み東西約九キロを立体交差化し、道路交通の円滑化と南北市街地の一体的な発展を図ろうとするものでございます。事業によって立体化される交差道路は三十路線を数えますが、総事業費は九百三十億円が見込まれており、これまでに五百三十六億円が投下されております。
鳥取市街地内を走っている国鉄山陰本線及び因美線は、現在道路と平面交差となっているため、道路交通の混雑の原因や鉄道をはさむ南北市街地の分断など機能的な都市を形成する上での阻害要件となっております。
中心市街地で南北市街地を分断し、交通のネックとなっている国鉄函館本線の発寒川−東九丁目間約七・二キロメートルの鉄道高架化事業があります。本事業は総額七百四十二億円を要する膨大な事業でありますが、本年度に事業化を決定しております。都市計画道路第二十七路線との立体化は、一日平均七時間の遮断ロスの解消となり、南北市街地の均衡ある発展を誘導することとなります。
特に札幌市では函館本線のため市街地が南北に分断されており、発寒川から豊平川間約八キロの区間における十八カ所の踏切はほとんどあかずのありさまで、南北市街地の均衡ある発展のため大きな隘路となっているのであります。