1960-02-10 第34回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
それをそれぞれ勘案いたしましてきめられるように全体としての統一基準が出ておりますので、これは別に三重県に行けば北勢部の方だけを多くして南勢部を少なくするといったような考え方ではなく、各地区ごとの条件によって判断される、こういうふうに考えております。
それをそれぞれ勘案いたしましてきめられるように全体としての統一基準が出ておりますので、これは別に三重県に行けば北勢部の方だけを多くして南勢部を少なくするといったような考え方ではなく、各地区ごとの条件によって判断される、こういうふうに考えております。
なおまた、紀西線が不通等、交通途絶のため南勢部及び志摩地方の被害地は視察調査することができなかったのでありますが、この地方におきましては、瞬間最大風速五十一メートル、大王崎灯台においては六十一メートルという猛烈な強風のため、あるいはこれに伴う津波のため、臨海部落の被害はことに甚大であって、とりわけ、これらの地方は真珠養殖地帯である関係から、真珠養殖業に与えた被害は壊滅的なものがあったと思われます。
なお南勢部、あるいは志摩地方には、直接現地に行くことができなかったのでありますが、県当局の説明によると、この地方においては強風あるいは津波のため、臨海部は甚大な災害をこうむつている次第であります。