1980-04-08 第91回国会 参議院 外務委員会 第5号
そういうことから、たとえば土地については既存の信用のあるブラジルでの南伯あるいはコチアといったような組合を活用するとか、あるいは融資については、たとえば南米銀行というような、ブラジル各地に店舗を持っている信用のある、また日本の金融機関もこれには参加をしている、そういう金融機関を活用する、そういったようなことを考えていかなければいけないと思うんですが、しかも金融については非常に金利が高い国ですから、その
そういうことから、たとえば土地については既存の信用のあるブラジルでの南伯あるいはコチアといったような組合を活用するとか、あるいは融資については、たとえば南米銀行というような、ブラジル各地に店舗を持っている信用のある、また日本の金融機関もこれには参加をしている、そういう金融機関を活用する、そういったようなことを考えていかなければいけないと思うんですが、しかも金融については非常に金利が高い国ですから、その
○田原委員 融資問題が出ましたから一つお尋ねいたしますが、これは南伯のほうですね。バルゼア・アレグレ移住地その他移住成績の不振な移住地がたくさんあります。これはいま事業団が全部しょい込んでいるので、事業団自身が買ったのもあるし、前の民間団体時代の引き継ぎもあると思います。ところが、将来性がないというので、どんどん脱耕というか退耕というかを希望しておる。
団体といたしましては、先ほどからもお話がございましたが、たとえばブラジルでは日系ブラジル農業団体がございますし、コチアの産業組合、南伯産業協同組合とかその他がございます。これらが戦後の日本の移住者の呼び寄せに非常な貢献をしておるわけでございます。現地におきます日系、あるいは場合によれば純ブラジル系の団体も協力してくれております。養鶏組合――ブラジル人の会長の組合がございます。
それで、ブラジル側におきましては、今日農拓協がほとんどもっぱらコチアを中心にして、必ずしも全部を代表しておりませんので、これに、あそこの他の農協、たとえば南伯バンデランスールとかあるいは養鶏組合とかいうのがございますが、こういうものをあわせて、新しいほんとうに全国的な農拓協ですかをつくるべしという意見が強くなっているように聞いております。
昭和三十七年十二月二十日に、ブラジルのサンパウロ日本文化協会があっせんをいたしまして、移民援護協会、在伯沖繩人協会、コチア農業協同組合、南伯農業協同組合、中央農業協同組合、マウア農業協同組合、バンデランテ産業協同組合、サンパウロ日本商工会議所、その他移住取り扱い業者の首脳が集まって一つの結論を出し、これを出先の外交機関を通じて日本政府に進言をしておりますが、その中で、種々ありますうち特に注意をしておりますのは
一昨年は、アマゾン及び中伯、南伯に対して、農林省の専門家を中心といたしました調査団が参っております。ただ予算の関係もございますので、必要な人を全部そろえるだけの膨大な調査団というものは、今日まで行っておらないのでございます。オランダのごときは、聞いおるのでございますが、三年ぐらい前に、三カ月、数十名の専門家をアマゾンに出して調査したというようなこともございます。
それでブラジルのアマゾン地区とか南伯地方なんかの条件をいろいろ調べたんですが、その場合に比較すると、ドミニカは戦前渡った者がいなくて、これから日本人が発展していくんだから、そういう点もいいだろう、ブラジルあたりは先に渡った者が新移民を食いものにするというあれがある。
○伊關政府委員 三十四年度の予算におきましては、南伯のポルトアレグレという所に総領事館を設けることになっております。そのほかにもまだ私たちとしては作りたい所がございますが、これは三十五年度以降に要求したい、こう考えております。
まだ数において南伯の契約移民ほどには達しておりませんが、漸次数がふえて参っております。これなどは政府が間に介在いたしまして契約して参っておる。またパラグヮイなども、これは御承知のようにまだ大きなものにはなっておりませんが、すでに千五百くらい入っております。これなども主として政府間の話し合いに基いてやっておる次第であります。
その次には、順位から申し上げますると、言い落しまして、アマゾンを一の区域と数えましたが、アマゾンの次には南伯と中伯の順序でございます。 その次にはアルゼンチンでございます。アルゼンチンは集団的な移住者は参りませんけれども、個々の呼び寄せによる移住者は毎年二、三百人出ております。ことしもそのくらい出るはずでございます。
これは戸数にいたしますると、ところによって受け持ちの町歩が違いますけれども、南伯方面をもってしますると、五百戸から千戸くらいのものが必要となってくるのであります。五百戸ないし千戸の移民を新しく送り出すということは、相当大きな仕事でございます。ここに移民を送った場合には、これらの移民は向うに着きますると、すぐその職ににありつく、栽培物もちゃんときまっておる。
まず最初の技術指導者の意味、そういうこの指導者のことにつきましては、われわれが最も頭を痛めておる次第でございまして、南伯地方はそれほどでもございませんけれども、アマゾン地区における移民の技術指導ということについては何とか妥結の道がないかといろいろ苦慮しておる次第であります。
と申しますのは、先ほどもちょっと触れました通り、去年は南の方におきましては若干の呼び寄せ移民以外には入れてくれなかったものでございますから、仕方がなかったのでございますが、今年は幸いに南伯方面の情勢がやや緩和いたしておりますし、それに新たに登場して参りましたドミニカ並びにボリビアという国がございまして、この方面に送出し得ることが可能になって参りましたので、本年度は、われわれはアマゾンには重点を置かないことにいたしておるのであります
繰り返して申し上げますが、今年度はアマゾン移民につきましては、去年のようには重点を置かずに、ドミニカとかあるいは南伯、ボリビア方面に重点を置きたい、こう考えておると申し上げたつもりでございます。
御承知かもしれませんけれども、ブラジルにおける、最近ことに南伯方面における移民の成功は大へんなものでございまして、一年間で一億円以上の収入のある者が四、五十人もある。
第二点の、現地の実情につきましては、これは移民政策それ自体がほかのものと違うのであって、一つのアドヴェンチュア、非常な冒険でございますから、ある方面におきましては非常な成功をしておるが、ある方面におきましては、特に当初の四、五年の間は非常に苦労しているというのが実情でございまして、少し長くなりますけれども御参考までに申し上げますと、サンパウロ周辺、南伯におきまして年間一億円の収入があるとみなされるものが
ブラジルは非常に大きな移民関係の予算を持つておりまして、どんどん事業はしおりますが、なかなかこれを完全に受入れるまでの設備ができるかどうかというふうなことも多少考えまして、ブラジルだけで以て北中南伯合せまして六千三百という数字を出しておるのでございます。