1974-03-27 第72回国会 衆議院 商工委員会 第21号
ただ、先生の御質問には、それではお答えが不十分かと思いますが、北スマトラの鉱区は確かに放棄いたしましたけれども、同じインドネシア石油資源開発株式会社は、南カリマンタン、南ボルネオでアタカ原油その他を当てておりまして、あの同一会社でやっておりますので、そちらのほうの回収ということで、私どもの判断では、北スマトラに投下したものは十分回収できる、こういうふうに判断いたしております。
ただ、先生の御質問には、それではお答えが不十分かと思いますが、北スマトラの鉱区は確かに放棄いたしましたけれども、同じインドネシア石油資源開発株式会社は、南カリマンタン、南ボルネオでアタカ原油その他を当てておりまして、あの同一会社でやっておりますので、そちらのほうの回収ということで、私どもの判断では、北スマトラに投下したものは十分回収できる、こういうふうに判断いたしております。
これを一々申し上げることは省略いたしますが、農業関係だけにしぼって伺ってみますが、私の資料によりますと、三菱商事がインドネシア、南ボルネオ方面に約二十万ヘクタールの水田をつくることを大体考えている。タイはでん粉の開発、丸紅飯田はインドネシアで油脂作物に手をつけておる。住友商事はインドネシアでジャカルタ・カルビン社と共同で水田の開発を約十万ヘクタール。
以上のほかに、現在両国の当事者間でかなり具体的に話が進められておるものといたしまして、御承知のとおり、南ボルネオのカリマンタンの森林開発。スラベシ、いわゆるセレベスのニッケル鉱山の開発、及びインドネシア復員省と和歌山県の漁業公社との間の漁船冷凍設備等に関する借換供与計画等がございます。
○後藤説明員 農業関係については私よく承知していないのでありますが、先ほど長官からお答えがありましたので、南ボルネオのカリマンタンの森林資源開発の現状についてお答え申し上げます。 これは三十三年の四月ごろから、日本とインドネシア両国間におきまして、南ボルネオの森林資源を開発しようという意見が出て参りました。
そこでお伺いしたいのは、現在、こういうものを作るというからには、ある程度具体的なものもなければならぬ、こういうふうに思うのですが、承りますと、過般一萬田氏がインドネシアへ行きましたそのときに、農業開発をしたらどうか、こういう話し合いをしたということも承っておるし、また南ボルネオの森林地帯の開発ということも議に上っておったように思うのであります。
台湾のすぐ南、ボルネオならばあれは暴風圏外である、赤道直下である、台風のおそれもない、マニラ麻などが無限にできる、ゴムもできる、その日から生活ができるほどの豊かな資源を持っておる。これが現に遊んでおる。パルプの材料でも多量にある。これこそ私は日本民族が将来伸びる場所ではないかと心ひそかに多年思っております。