1967-05-31 第55回国会 衆議院 外務委員会 第8号
一昨年であるか、ケネディの弟のエドワード・ケネディが来ましたときに、やはりアメリカの考え方を変えなければならぬ、南ベトナムの人心をつかむためにもう少し民政安定計画のほうにウエートを置かないと、だんだん民族独立の戦争になってきて、一時はベトコンをいっておったが、いまでは南ベトナム民衆に対する大きな重荷になってきたのではないかということを指摘しておったのですが、三木外務大臣はいまはどう思っているのです。
一昨年であるか、ケネディの弟のエドワード・ケネディが来ましたときに、やはりアメリカの考え方を変えなければならぬ、南ベトナムの人心をつかむためにもう少し民政安定計画のほうにウエートを置かないと、だんだん民族独立の戦争になってきて、一時はベトコンをいっておったが、いまでは南ベトナム民衆に対する大きな重荷になってきたのではないかということを指摘しておったのですが、三木外務大臣はいまはどう思っているのです。
フルブライト外交委員長、ロバート・ケネディ氏など、社会的信用と名声ある多数の著名人を含む、ますます多くのアメリカ市民が、当の南ベトナム民衆から感謝されず、歓迎されず、その福祉の向上にもついに資することがなかったアメリカ政府のベトナム介入に、強烈なる批判を展開しつつあることは、事態を冷静に直視するすべての者にとって、まことに当然の勢いだといわなければなりません。