2011-05-31 第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
アフリカから中東、南アジア、中国にまで押し寄せつつある。これ、国連の予測では、このまま行くと世界全体の八〇%の小麦が被害を受けるおそれがある。そういうことも踏まえて、投機筋は小麦の先物に走っているわけですけれども。
アフリカから中東、南アジア、中国にまで押し寄せつつある。これ、国連の予測では、このまま行くと世界全体の八〇%の小麦が被害を受けるおそれがある。そういうことも踏まえて、投機筋は小麦の先物に走っているわけですけれども。
○斎藤嘉隆君 このミレニアム開発目標のいわゆる保健領域、二〇一五年までの達成というのは、サブサハラですとか南アジアなどの状況を見ても非常に達成が困難だというふうに思っています。
サブサハラ以南アフリカ、あるいは南アジア、それから東南アジアというところはこの水道水の供給というのが非常に低い状況にございます。特にサハラ以南のアフリカを御覧いただきたいと思いますが、多少改良水源があって少し状態のいい水へのアクセスというのはあるわけですが、改良水源にアクセスのない人たちがこの地域だけは半分近くいるという状況でございます。
例えばサハラ砂漠以南でのアフリカでは住民の六二%、それから南アジアの都市でも四三%がいわゆるスラムと呼ばれる都市に流入して劣悪な居住環境に暮らしております。ほとんどの場合、こういったところでは水道はありません。せいぜい一本の井戸に百軒ぐらいの人たちが水を使っているというような状況です。ここにも支援の必要が大いにあります。
南アジアであれば、海流とともに汚染水や放射能汚染した魚が日本へやってくる。これは日本とアジアの漁業にとっても深刻な問題になると思うんですが、原発を売り込んだ先での原発事故を想定した日本の大気や海洋のアセスメントもないままに原発トップセールスをやるというふうなことはもうやめるべきだと思うんですが、大臣のお考えを伺っておきます。
これは、東アジアから西アジアまでのどこに国際流域が存在するかという地図でございますけれども、例えば東南アジアのメコン川、南アジアのガンジス川、インダス川、そして中央アジアのアラル海、西アジアのチグリス・ユーフラテス川、ヨルダン川と、アジアには古来から水をめぐって国同士が争ってきた幾つかの河川がございます。
これ一見して明らかなように、南アジアとそれからアフリカというのが悪い地域というふうに言えると思います。 それでは、これからどういう形で水が不足してくるのかという、これはエンバイロメント・カナダというカナダのNGOが出している数字なんですけれども、推測ですが、特にこのピンク色のところを見ていただければと思います。このピンクの色がやはり多いところは、南アジアとサハラ以南のアフリカです。
例えば、中国に四十億かけるんだったら、せめて半分の二十億でも、アフリカとか南アジアとか中南米とか経済的に恵まれていない国もたくさんあるわけですから、そういう国にもうちょっと割り振ってもいいんではないかなと思うんですね。
また、我が国においても、アフリカや南アジアからの留学生が少ないわけですが、それを解消するために、今、現地に大学の情報発信拠点を設けて受け入れの拡大を図っておるところでございます。 今後とも、さまざまな文化の背景を持った優秀な留学生を受け入れるということは大変国益にもかなうことでございますから、御指摘を踏まえて努力をしてまいりたいと思います。
そういう点も含めると、純粋に学力だけで選んだりするとどうしてもアフリカとか南アジアの国は不利になりますので、そういう外交的配慮も踏まえて、もっと途上国の学生にも枠を広げていただきたいなというふうに思います。 時間が終了しましたので、以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
海外というのは、東アジア、南アジア、需要が爆発している地域ですよね。そこで日本の物やサービスがシェアをとっていくというのは、とても大事なことですよ。これはしっかりとした仕掛けをやっていく。 では、国内は何をするか。国内は、まず、新しい付加価値を生み出すイノベーションセンターの意味合いを持たなきゃならない。
世界の成長センターたる東アジア、さらには、インドまで含めれば、南アジアのところまで行っていいんだと思いますけれども、そこの成長をどうやって日本に取り込むか、そういう戦略をちゃんと描かなきゃならないですね。そのための戦略はどうお考えですか。
例えば、中近東の情報は結構フランスに集まっていくとか、あるいはアフリカ、南アジアの情報は、旧植民地ということもあってイギリスに集まる。そういう世界各国の情報が、例えばパリとかロンドンに行くと集まるということ自体が外交上非常に大きな意味を持って、それが、人口も経済規模も日本の半分ぐらいのイギリスやフランスが非常に大きな存在感を持っている背景にあるんじゃないかと思います。
○赤松(正)委員 さらに、先ほども申し上げましたけれども、一部で、この種の問題をめぐっては、外務省の中で軍備管理軍縮課のメンバーは非常に懸命に取り組んでいるけれども、それ以外のいわば各方面というか、各地域ごとの、各国、グループ、アジア、南アジアあるいは中東、こういった地域を担当している部局の取り組みというのがまだ弱いんではないかという指摘があります、それは反論がおありだろうと思いますが。
地域別では、南アジア、中東・北アフリカにおいて年間一〇%以上の水市場の成長が見込まれているほか、市場規模の観点からいたしますと、東アジア・大洋州が北米、西欧の市場を今後二十年間の間に抜き去り、世界最大の水市場になると見られております。 そこで、まず、国際水ビジネス市場及びその市場規模の現状と今後の見通しについて、近藤政務官にお伺いさせていただきます。
○犬塚直史君 それでは、MPATというんですか、米太平洋司令部、南アジア各国、国連等が参加しているMPAT、マルチナショナル・プランニング・オーグメンテーション・チームというんですか、こういうところに、既に公開されている資料だけを見ますと、オブザーバーとしてしか参加していないと、こう書いてあるんですけれども、そのとおりでよろしいんですか。
これは、中東辺りが非常にネットワークが複雑につくられているということがありまして、南アジアの通信というのが、アフガニスタンみたいなところの通信というのが、例えばロンドンと通信をやり取りするというときにもアメリカを経由してしまうということがあるわけですね。そういったものを取れたら非常に有益であろうということで、アメリカはこういうプログラムをやっているという側面があります。
世界の五歳未満児の死亡数は、一九九〇年には年間一千万人以上であったというふうに理解をしておりますが、二〇〇八年には八百八十万人にまで減少したというふうに報告を受けておりまして、これはこのミレニアム開発目標等々の一つの成果だというふうに思いますが、一方で、サブサハラ・アフリカ及び南アジアではこのMDGsの達成が、遅れが非常に深刻な状況になっているところでございます。
日露戦争時、南アジアで唯一の独立国といってよかったシャム(現・タイ)国に設けられていたわが国の公使館やシンガポールに置かれていた日本領事館などによって行なわれたであろうと推測される「外国新聞操縦」に関する資料が、外交史料館の所蔵する記録綴り「外字新聞論調報告並ニ外国新聞操縦一件」の中に全く見当たらないのである。どうしたことであろうか。
これは一日一・二五ドル未満で暮らす人々の割合を示したものでございますが、サハラ以南アフリカ、南アジア、西アジアといった国々では、ミレニアム開発目標の達成状況は、目標に達成できる状況にはないというふうになっております。東アジア及び東南アジアを中心にミレニアム開発目標の達成が行程表の上に載って達成ができるだろうという地域がある一方、サハラ以南アフリカや南アジアでは達成が困難であると考えられています。
一方で、お話の中にもありました、山本さんの六枚目にミレニアム開発目標達成状況ということでちょうだいしておりますけれども、東及び東南アジアを中心に行程表に載っている地域もあれば、サブサハラや南アジアあるいは西アジア、中央アジアでは状況が余り良くないということであります。
とりわけ南アジア、アフリカなどからが多く、最近は中国の方もふえました。年間、平均で新規に二百件から三百件の相談事例をこなし、そして、同じく年間、新規で約百五十社との交渉などを行っております。また、一九九三年以来、いわゆる外国人春闘に取り組んでまいりました。そのような経験と、移住連におけます全国のNGOのネットワーク活動をもとに、現場からの立場で意見を申し述べます。
○木俣佳丈君 パキスタンは、もちろんアフガニスタンを始めとして、南アジアの戦略拠点としてアメリカは非常に重要視しているわけでありますし、それに追従するような形で日本もここを大事に、拠点に置こうと、ひいては中東を見る地域としてもここは重要だということはよく分かります。
八千人近い海兵隊と九千名の家族をグアムに移動することで、この海兵隊は東南アジア、南アジア、中東地域により迅速な兵隊の展開をすることができますが、同時に、有事には日本に戻り、沖縄に残る海兵隊とともに、日本の防衛と北東アジアの敵性国への抑止力を維持することができます。
と同時に、グアムに海兵隊を増強することによって、アメリカ自身が、より自由な形で、柔軟な形で、海兵隊を東南アジア、南アジア、あるいは中東の方に送ることができるという面では、大きな利点がある。この利点の二つを、私は、アメリカは両方追求して、今度のようなことになったんだろうと思います。