2003-07-01 第156回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
これは下限が三%ですから、一般に今、協栄の場合は三%よりはるかに下に行っていると思いますので、その二点で判断する限り、これは、先ほどから申し上げますように、一般論として、更生特例の場合に比べて今回の条件変更の方が契約者の取り分というのは守られているような仕組みになっているということでございます。
これは下限が三%ですから、一般に今、協栄の場合は三%よりはるかに下に行っていると思いますので、その二点で判断する限り、これは、先ほどから申し上げますように、一般論として、更生特例の場合に比べて今回の条件変更の方が契約者の取り分というのは守られているような仕組みになっているということでございます。
例えば千代田生命、これについての、これ、千代田生命と協栄とそれから東京生命ですか、これ三つは更生特例法を適用されたところですね。この三つのその代表的なやつ、大体三つ同じなんですが、代表的な千代田生命保険、読みますと、こう書いてあるんですね。
それを株価が下がってから処理すれば当然債務超過が大きくなるわけでして、実際に計算してみますと、破綻後の千代田、協栄の債務超過率は二割、三割といった相当大幅なものになってしまったということが言えます。
自分たちで計画を出してそれをやりますということを言うだけで、それは契約者の心理に立ってみれば、さっきもお話をしましたけれども、東京生命にしろ協栄にしろ千代田にしろ、みんなやはり解約がわあっと来て、そして破綻をしたわけですよ。
四百億ぐらいではないかという話もあったりしますし、これは資料、金融庁の資料にもありますが、日産、東邦、第百、大正の破綻のときは業界負担、つまり資金援助が出ましたけれども、あとの更生特例法でやった千代田、協栄、東京は資金援助ありませんよね。 いろいろ考えれば、業界がもうちょっと自分たちの努力で考えてくれと。
その資金援助を受けている生命保険会社があるかと思えば、千代田、協栄、東京のように全く資金援助を受けていないところもあるんです。 この差は一体どこにあるかというと、財務状況が悪くなってから破綻しているところと、破綻していない、つまり早期処理が実現できると、こういうセーフティーネットから資金援助を受けなくて済むことになってきています。
そして、これまでの破綻した生命保険会社でございますけれども、大正生命を除きまして、千代田、協栄、東京でございますが、そのソルベンシーマージン基準は、当時の基準で見ますと二〇〇%を上回っていたわけでございますが、見直しの基準を適用しますと、これは二〇〇を下回る、そういう基準になっているわけであります。
それで、その後、東邦生命が破綻して一挙に三千八百億という負債が出て、ほとんどこれを食いつぶしてしまうということで新たに政府四千億それから保険会社が一千億と、五千億の枠組みがつくられたわけですけれども、幸いなことに千代田、協栄ともどもこの機構の世話にならない、自己資金で賄うということであったんですが、東京生命は今のところの見通しではどうでございますか。
しかし、この協栄の百五十倍というのもひどいし、千代田の十五倍もひどい。こういう仕組みになること自体が当局の信用というのをなくしていく。 だからこそ、我々は本当にきちっとした検査、検査は多分私はなされていると思います。平成八年の幸福銀行の検査も、ちゃんと示達書そのものには、偶然私は手に入れることができましたけれども、たまたま債務超過額もきちっと、示達書ではちゃんと書いてある。
協栄は、当局が発表したときは債務超過は四十五億だった。それで金融監査が、管財人とかが入ってきちっと調べたら百五十三倍の六千八百九十五億、こういう数字になること。あるいは千代田も、当局の発表は三百四十三億。我々の仲間も言いましたよ、こんなので終わるわけないよ、最低でも十倍はあるよと。実際、五千百十一億というような数字なんかが出ております。
今生保の話も出ましたので、若干生保の話もさせていただきますけれども、ソルベンシーマージン比率、SM比率と簡単に言わせていただきますが、最近破綻をしました千代田の場合は二〇〇〇年の三月期決算で二六三・一、協栄の場合は二一〇・六で、いずれも一つの安全水準であります二〇〇を超えているわけですね。 これは、どうして二〇〇を超えてこういう形で破綻をするのですか。
○相沢国務大臣 私が生保の予定利回りの引き下げも検討対象となるのではないかということを申し上げましたのは、もう委員御案内のとおり、日産、東邦に引き続いて、第百、大正、千代田、協栄と六つも生保会社が相次いで倒れる。しかも協栄はナンバー十一です。千代田は十二。ですから、かなり規模としても大きいところが倒れる。こういうような状態で放置していいんだろうか。
この一千八百億円を第百生命、大正生命、それから千代田生命、協栄でもってやらなきゃいけない。だから、これは無理ですよ、はっきり言って。一千八百しか残っていない、民間レベルでいうと。 そうすると、まさにさっきから出てきた全体の五千億の中の四千億の公的な資金の部分に当然食い込むんじゃないですか。
○相沢国務大臣 もし、そのように思われますと、全く私の意図しているところと逆さまになるわけでありまして、私は金融再生委員会委員長を拝命いたしましてまだ百余日でございますけれども、御案内のように、生保につきましても、日産、東邦、そして第百、大正、それに最近では千代田、また協栄と、実に六社も相次いで言うなれば破綻するという状況にあるわけであります。
いますけれども、グローバリゼーションが大変進展している今日におきまして、我が国の生保業界は大変大きな機関投資家でありまして、恐らく二百兆ぐらいの資産を持っているわけでありますけれども、そうした中には国内の国債を初めとする公債、公社債あるいはまた株式、それから海外の国債あるいは株式等の外国のそういった有価証券、こういったものがあるわけでございますけれども、先月のああいった、まさに千代田の破綻から十日後に協栄
千代田にしても協栄にしても、銀行とはちょっと違うのですが、銀行でいうところの自己資本比率が健全性の一つの目安だ、それと同じように、ソルベンシーマージン比率が一つの目安であるというようなことが、この大蔵委員会での保険業法の改正問題のときにも、丁寧に、いろいろな質疑の中で出てきた経緯がございました。
千代田、協栄につきましては、十一年の三月期について検査をやっております。その検査結果も踏まえて十二年三月期の決算を組んでいるということ、もちろんそれには監査法人の監査もついているということが一つ違います。 それから、今東邦生命について二千億の債務超過だというお話がございましたが……(山口(富)委員「当初ですね」と呼ぶ)はい。
協栄から第一火災海上に三百二十五億円、それから、第一火災海上から協栄の方に二百二十億円の供与があったというふうに聞いていますけれども、これは事実と反するのですか。
それだから、私は、千代田と協栄の問題については、まあ、協栄生命の方はプルデンシャルがあとどれだけ肩入れするか、多分公的資金は使わないというようなことが伝えられておりますけれども、千代田の場合、損害額、損失率がふたをあけてみたら非常に大きくなって、この間成立した保護機構の四千億プラス一千億という、これにかなり食い込んでくるんじゃないかと心配されておるんですが、そこら辺についてはどういうふうにお考えですか
ここに至って千代田生命と協栄生命、ことしに入ってからこれで四つ目ですか、第百、大正、それから千代田、協栄と。千代田、協栄の問題については、この委員会でも私は名前を挙げないけれども危ない生保があるという指摘をしておいたんですけれども、この千代田、協栄について、破綻の最大の原因は何であったのか、改めてこれは御説明願いたいと思います。
生保各社の今年度の逆ざやの合計は一兆五千億円と予想され、株式の評価法については九七年度決算で協栄、千代田、第百、東京の四社が低価法から原価法に切りかえました。今年度は大手でもその流れが顕在化しております。 生保業界の現状についての説明をお伺いしたいと思います。
次に、商工団体関係者との懇談においては、新潟県商工会議所連合会、同商工会連合会、同中小企業団体中央会、長岡、三条、燕の各商工会議所の商工関係団体、北越銀行、大光銀行、三条信用金庫及び協栄信用組合の地域金融機関、国民金融公庫、商工組合中央金庫及び中小企業金融公庫の政府系金融機関、システム精工、小林工業、コロナ等の企業のそれぞれの関係代表者にお集まりいただきました。
トヨタのある幹部は、我が党の議員団との交渉の中で、一次下請の協力会社、協農会、協栄会と言っておりますが、これについては面倒は見る、しかし二次から四次下請の実態はつかんでいないし、協力会社の下請の仕事についてはその会社の社会的責任で対応されたい、こう答えております。
そこで、これは昨年の十月七日に大阪の協栄パッキンですか、この破産の管財人に大阪地方裁判所から任命されて就任した。そこからこの会社に売掛金があるというわけで、わずかですけれどもあなたの方に二十万を有しておる、だからこの手紙が到着したら一週間以内に六十万円を左記の銀行に振り込みなさい、お支払いくださるよう請求します。
○糸久八重子君 去る二月三日から四日までの二日間にわたり、水谷理事、橋本理事、高木委員、抜山委員、青島委員と私、糸久の六名は本委員会及び高齢化社会の諸問題について和歌山県における概要を聴取するとともに、これと関連して特別養護老人ホーム喜成会、協栄白浜年金ホーム及び岡老人クラブを視察してまいりました。 以下、調査結果の概要について御報告いたします。
武富士で見てみますと、大阪商業、振興、東京厚生、墨田、大栄、都民、福寿、日和、協栄、アコムは大阪商業、それからレイクは大阪商業、興和、大同、こういうふうに出てきます。この信用組合による融資も、担保は先ほどの賦払い貸付金なんですね、担保不明、こういうのもあります。
それからいま一つ、私は無法な、不当と思われる金の請求をした一つの例として、町田市にある協栄町田スイミングクラブ建設に絡む事件を取り上げてみたい。 これは町田市でスイミングプールをつくるために町田市在住の地主である尾作好一氏に土地だけ提供してください、あとのことは全部自分が出しますと金平氏が持ちかけ、結局それを信用して尾作氏は話に乗った。
結局どうなったかというと、自民党の渋谷の区会議員の方が中に入られて、昨年の十一月二十八日正午ごろ、水道橋の協栄事務所内で、保育園側は金平氏に対して六百万円払って話を片づけた。なぜ六百万円というのが出てきたかというと、三百万円が協栄に対する看板料、あとの三百万円は、いま言った暴力団員を自分で住まわしている、それの引っ越し料だという名目です。金平氏は領収書をそれに対して出していないはずである。
個別の法人にわたる事柄につきましては、従来から詳細な答弁は差し控えさせていただいておるところでございますが、御指摘の法人、これは協栄エンタープライズという会社でございますが、これにつきましては、一番最近では五十五年の七月に調査をいたしております。