1994-12-01 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第10号
そこで、質問を続けたいのでありますが、村山総理、このWTO協定案件と関連法案は、去る十一月十七日から当委員会できょうまで九日間の質疑が続けてこられました。この協定締結の前提条件ともいうべき国内緊急農業農村対策の事業費の性格や財源のほか、新食糧法について、重要な事項について政府はいまだ自信を込めた明確な答弁がなく、あいまいもこの状態でありました。
そこで、質問を続けたいのでありますが、村山総理、このWTO協定案件と関連法案は、去る十一月十七日から当委員会できょうまで九日間の質疑が続けてこられました。この協定締結の前提条件ともいうべき国内緊急農業農村対策の事業費の性格や財源のほか、新食糧法について、重要な事項について政府はいまだ自信を込めた明確な答弁がなく、あいまいもこの状態でありました。
今、自民党総裁でもある河野さんは、自社さきがけ連立政権の外務大臣としてその席にお座りになり、このWTO協定案件の提出の所管大臣として、この協定の締結は我が国の国益に合致すると強調し、さらに「我が国がこの協定を締結することは、我が国が世界の主要な貿易国であることにかんがみ、多角的貿易体制の発展に寄与するとともに、我が国の国民生活に多大の利益をもたらすこととなるという見地から極めて有意義である」、こういうふうに
先ほどから、今回のWTO協定案件に対する自民党総裁である河野外務大臣の国益論と、昨年十二月十四日の自民党のウルグアイ・ラウンド糾弾の党声明、本年一月二十六日の参議院で、憲政史上いまだかつて閣僚の問責決議案を提出されたことのない、畑農林水産大臣の問責決議、そして本年一月二十五日、自民党から提出された外国産牛肉輸入調整法案といい、自民党の野党転落のあのなりふり構わぬ非難、攻撃と行為、そして今日、水と油以上
○奥田政府委員 それなるがゆえにただいたずらに、四年越しの協定案件でございますし、国会で審議が徹底して行われないままに放置されておるということは、両国間における重要な信義にもとるのではないか、そういった点について、皆さん先生方の審議協力を一日も早くお願いいたしておるわけでございます。もちろん立法府の段階において慎重にこの協定案件の内容について御審議されるということは当然でございます。
これはこの種の協定を今後審議するにあたっては、どういうところで、協定案件の審議をする場合、国会はそれの衝に当たることになりますか。
わが党が、本協定案件に反対する理由として、衆議院において十分な審議過程を尽くさずして強行採決をし、あいまいな答弁によって納得のいく解明がなされていないこと。そして、今国会の総理の所信表明演説と沖繩返還協定を照合する場合、いたるところで欺瞞がひそんでいるからであります。
私は、本協定案件の審議にあたりまして、その沖繩の心を忘れてはならない、沖繩の人たちの中にあるそういう率直な気持ちを総理はじめ閣僚の皆さま方もよくとらまえていただきたいということを思うものでございます。沖繩が返ってくる、本土に復帰すると申しましても、米軍の基地はほとんどそのままである。
したがって、あの理不尽きわまりない採決の強行は、協定案件の本質をわきまえず、ただ定められた会期中の自然成立のみを目的にしたものであって、国会審議を封殺したものと断ずべきであります。
それは自由民主党という政党出身の議長であるから、私も、政党政治である以上ある程度のことはやむを得ないとは思いまするけれども、そういうように、内容に虚偽の疑いが多分にある文書をそのままにして、内容も調べず、それを前提として職権をもって会議を開き、その条約、協定案件の承認を求むるがごときは、私は権威ある参議院議長のとるべき態度ではないということを、声を大にして申し上げざるを得ないのであります。
あくまでも現実の問題でありまして、SPとBCOFとの問題二件に関しましては、これは当時の事情もありましたし、また、貿易物資としての取り扱いを政府は認めて、しかもその後の支払いに関しては貿特会計が一般会計に移りました関係上、予算書にもそういう意味で、先ほど戸叶さんが言われた通り国会の予算書には出しているのでありますから、私はその事実を申し上げておるのでありまして、その当時貿易のものとして処理をしないで、協定案件
質疑応答を終つて、本協定案件を議題として討論に入り、改進党の並木委員よりは、内麦の生産及び価格を圧迫せず、麦の現在の管理方針を維持せられたいとの希望を付して賛成意見を述べられ、日本社会党の穗積委員よりは、外麦買付によつて国内小麦生産農家の経済を圧迫せず、小麦買付に際してはあとう限り低廉に買いつけること、従つて、わが国に不利な場合には本協定から脱退することが望ましく、また国内小麦生産農家を圧迫しないために