2004-06-10 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
ですから、出資金に応じてするとかいう、そういうところは全くいじっておりませんので、協同組合精神に基づいて、皆さんがそういう議決権平等の中で、皆さんにとって真に公平なものは何かということを決めていくということだろうと思います。
ですから、出資金に応じてするとかいう、そういうところは全くいじっておりませんので、協同組合精神に基づいて、皆さんがそういう議決権平等の中で、皆さんにとって真に公平なものは何かということを決めていくということだろうと思います。
そういう意味では、農村社会が非常に民主的で明るい農村社会に変わってきたということは高く評価できますし、一人が万人のために、万人は一人のためにという協同組合精神のもとに、本来ならば、いわゆる経済原則、市場原理だけではこんなところに産業は成り立たない、農業は成り立たないというふうに思われるであろうところも、例えば根室原野なども、あそこは大原野だったんです。そういったところも青々と大地が栄えております。
○武部国務大臣 農業協同組合精神というのは、一人は万人のために、万人は一人のためにというのがスタートだったろう、かように思います。 したがいまして、このことは原点でありますし、同時に、時代とともにさまざまな競争も余儀なくされているわけであります。今までは地産地消というようなことでよかった。
協同組合精神というのは、一人は万人のために、万人は一人のためにという、そういう考え方が底流に流れていたと思うのでありますけれども、しかしその精神を大事にするがゆえに、何となくお互い、自分一人頑張らなくたって何とかしてくれるだろう、何とかなるだろうと、そういうような風潮も農村社会に強くなっていた、そういう傾向もあったんじゃないかというふうに反省しなければなりませんし、結果として自給率も今四〇%を切るような
それからもう一点は、先生も問題意識を持っておられるようでございますけれども、例えば農協に例をとって考えますと、農業協同組合精神というのは、一人は万人のために、万人は一人のためにというところに出発点がありました。
「一人は万人のために万人は一人のために」という協同組合精神を定着させるよう、教育や文化事業、例えば進学ゼミ、パソコン教室、英会話教室、絵画展、郷土芸能の継承や郷土料理の保存等、さらに共同意識の高揚に取り組み、潤いと幸せが実感できる地域づくりを目指しておりますが、行政のみならず、各種団体、企業等にもそれを求めるべきではないでしょうか。
原則の項目として表現される言葉は違っていても、ロッチデールからずっと脈々として流れてきていた、言ってみればロッチデールの先駆者組合が結成をされたときの精神としてそのまま引き継がれてきている協同組合精神の一つだと、大事なポイントだと思うんですね。そこのところが具体的にやはり組合員に見えてくるようにならないといかぬのではないかというふうに考えているんですけれどもね。
それは協同組合精神というものをしっかりと踏まえて、協同組合の原則に従って、その接点を求めながら適正規模の範囲でやっぱり合併というものは行われるべきであろうというふうに思っているんです。 そういう中で、私はちょっとこのごろ不勉強でよくわからないところがあって申しわけたいんですが、協同組合の原則の中で教育の重視というのがあるんですね。
言うまでもなく、協同組合精神の原点は組合員相互の助け合いにあります。現に、農協婦人部などによる高齢者家庭の訪問や介護活動を行っている例など多くの事例が生まれております。 問題は、政府の高齢者福祉政策の貧しさにあるのであります。その責任を農協に転嫁するのではなく、政府の福祉政策を充実することこそが先決なのであります。
やはり協同組合をつくったときの、戦前の苦労をした農民の協同組合精神というのがこう大きくなってきておるわけですから、それは高く評価するけれども、今のような事例は明らかに私はおかしいと思うのです。そうでしょう。その点、農林大臣どうでしょう。
農協というのは、私が今さら言うこともないと思うのですが、相互に助け合う、協同組合精神の本来というものはそういうことであるわけですから、この精神からいっても、こういうときにお互いが助け合っていくということが大事だろうと思うわけで、農協側も今回のこういう被害を受けた農家に対してそれぞれの事情を勘案して、借入金の返済あるいは低利の貸し付け等、特別の配慮をすべきだと思いますが、この点、どの程度それぞれの指導
私はだれよりも農家を、私も農家の出身でございますので愛しておりますし、本当の意味の協同組合精神というものは一体どこへ行ったのだろうか、この原点を見詰めてみて、やはり一応総務庁としてこれは言うべき時期が来ておるのじゃないだろうかと思って農協問題を取り上げたわけであります。
水産庁といたしましては、当然、協同組合法のでき上がったとき以来、漁協の運営が協同組合精神にのっとって適正に運営をされるように、また、これが民主的に運営をされるようにという指導をしてまいったわけでございますが、さような事例があることも伺いましたので、さらに今後適正にこのような協同組合の運営がなされ、法令を遵守し、また民主的な運営が行われるように、都道府県に対しましてさらに指導を徹底してまいりたいというように
○松浦政府委員 私ども、協同組合法ができ上がりまして以来、民主的な運営というものを協同組合の基本的な理念に挙げてまいりましたし、また、協同組合精神というものは個々の組合員が平等の権利を持ってこれに参画するということが基本であろうというふうに考えているわけでございます。
〔委員長退席、亀井(善)委員長代理着席〕 その前に、まず、この農協法というのは昭和二十二年にロッチデールの原則を踏まえた協同組合精神をもとにして、いわゆる農民のための農業生産力の増進、そして経済的、社会的地位の向上、そのための農民の協同組織をつくっていくということで発足をしたわけでございます。
これは農業協同組合というものがそのために生まれてきているわけでありまするし、そういう協同組合精神の上に立ったやはり農村の農業者間の信頼関係、これがあるところは私は非常に農地の対策も進んでおるように見受けることができるわけであります。 たとえば、石川県の九谷焼の産地の周辺に参りますと、非常にこの関係が進んでおります。
○宮原参考人 事業を経営していく場合に、監査機能をいかに強化しましても、われわれとして特に注意するのは、帳面が十分できておるやつはかえって注意した方がいいということを言っておるわけでございまして、監査機能をいかに充実しても、担当する職員のモラルなりあるいは協同組合精神というものが欠けておりますと、そういった非違行為を未然に防止することが絶無とは言い切れぬということは当然あると思います。
一つは協同組合精神のもとに農林漁業事務担当者の団結を図ること、一つは厚生年金よりも高い年金給付、高福祉を希望したことであります。そして三つ目には積立金の自主運用を実現をしていく、こういう目的と希望を持って農林年金を分離したわけでありますが、このことが当時の目標でもあり、また現在においてもその精神は私は変わりはないというふうに思うんです。
「もっぱら協同組合精神による総花的な系統融資体制をとるべきでないことはいうまでもあるまい。」、つまりもうこの「自主性をもって」というのは、つまり所属団体である農業団体から独立しろという意味だろうと私は考えるんですが、いわゆる農協精神による総花的な系統融資体制はもうやめるべきだ、こういう提言をここでされておるわけです。
これこそが協同組合精神です。向こうはわずかなもので、農民の数というのはアメリカは日本よりはるかに少ない。五%そこそこです。そのために大統領も、そして大臣もみんなあんなにして努力している。日本の農林大臣もそのためにいまがんばっている。
それは昭和二十六年の森林法の大改正がございましたときに、一応協同組合精神を取り入れて改正をしたものでございます。戦争中、戦後、国家統制の一役をになっておった森林組合、それに協同組合の考え方を入れたのが現在の森林組合制度でございます。
農林省の皆さん方は農協というものは農協法に基づいて設立されており、それから協同組合精神に基づいて農協というものがあるわけでございまして、したがってそういう協同組合精神であるとかあるいは農協法、こういう面から、農協というものはこのように存在しておるんだ、そういう立場で局長がいろいろお話される点はよく了解されるのですけれども、そこで実際の農協というものはあなた方が農林省の机の上で考えられているような農協