1949-11-16 第6回国会 衆議院 水産委員会公聴会 第1号
堀部公述人は、定置漁業権に賃貸の道を開けという御趣旨の御意見があつたのでありますが、これは全面的に定置漁業権は賃貸させる方がいいという御意見であるのか、また原則として定置漁業権はみずから行使するもの、自営するものに免許を与うべきであつて、但し漁業協同組合のような漁民の構成する団体の保有にかかる定置漁業権、あるいは特定の場合に限り、具体的に申しますと、漁民が協同申請によつて共有権として得たところの定置漁業権
堀部公述人は、定置漁業権に賃貸の道を開けという御趣旨の御意見があつたのでありますが、これは全面的に定置漁業権は賃貸させる方がいいという御意見であるのか、また原則として定置漁業権はみずから行使するもの、自営するものに免許を与うべきであつて、但し漁業協同組合のような漁民の構成する団体の保有にかかる定置漁業権、あるいは特定の場合に限り、具体的に申しますと、漁民が協同申請によつて共有権として得たところの定置漁業権
例えば三人で出願した、こういう場合にそのうち二人は漁民、一人は非漁民である、こういう場合には一体協同申請は漁民と見るか、非漁民と見るか、これを決めたわけであります。その場合の決め方としまして、三人のうち漁民である者の議決権と出資額を合計しまして、それと非漁民である者の議決権と出資額を合計しまして、両者を比べましてその多い方をとるというのであります。