1956-05-29 第24回国会 衆議院 法務委員会 第37号
ただ、私は、ここで決して弁解を申し上げるのではなくて、この事件全体といたしまして、初め検事が三名の医師の診断を受けた次第でございますけれども、その後卒倒事故等もございまして、高志署の医師のみならず外部の医師にも見せる等、さらに慎重を期すべきであったというふうに考えている次第でございます。
ただ、私は、ここで決して弁解を申し上げるのではなくて、この事件全体といたしまして、初め検事が三名の医師の診断を受けた次第でございますけれども、その後卒倒事故等もございまして、高志署の医師のみならず外部の医師にも見せる等、さらに慎重を期すべきであったというふうに考えている次第でございます。
私ども、これらの際に、卒倒事故というようなことでございますから、検察官としてはより慎重に扱うべきであった、かように考えておる次第でございます。
三月二十六日の卒倒事故について申し上げます。捜査が進展いたしまして、選挙資金といいますか、選挙費用に関する点に及んでいったようでありますが、三月二十六日の午後七時過ぎから検察庁におきまして主任の井村検事が取り調べ中に、午後九時ごろこの選挙費用の問題に触れまするや、本人が腰かけからゆっくりずり落ちるような格好で右側の方に倒れかかった。いわゆる失心状態のようになったわけでございましょう。