2011-06-10 第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
可能性という形で書いてありますが、このIAEAに出した報告書の中で、メルトスルー、原子炉、要するに圧力容器から格納容器に落ちちゃったと、落ちているというか、半熟卵がどどどどと落ちていっていると、こういう状況を日本政府が認めたと。これは本当に、日本でメルトスルーまで起きてしまった、大変な事態だというふうに考えています。
可能性という形で書いてありますが、このIAEAに出した報告書の中で、メルトスルー、原子炉、要するに圧力容器から格納容器に落ちちゃったと、落ちているというか、半熟卵がどどどどと落ちていっていると、こういう状況を日本政府が認めたと。これは本当に、日本でメルトスルーまで起きてしまった、大変な事態だというふうに考えています。
と申しますのは、きょうの朝の読売新聞に、石川迪夫日本原子力技術協会最高顧問が、直径約四メーター、厚さ約二メーターの巨大な半熟卵のような塊になってたまっているんじゃないかと。燃料棒が塊になると、表面に冷却水を流しても中の除熱が難しく、炉の冷却にさらに時間がかかることも予想されるというような新聞の記事も載っているわけですね。 そういう意味での圧力容器の損傷の実態をどう把握されているのか。
だから、言わばマグマの上に乗っかってふらふらしている、あの半熟卵の皮の、皮というか、一番外側の卵みたいなところで、いつ地割れするか分からぬ。そういうことについて、もっと、足りなければ応援しますけれども、予算も取ってしっかりやってもらいたいと思うんですが、そこらはどうでしょう。
こういうところへ直接販売所を農林省があっせんをして指導したり、あるいは学校の給食に半熟卵を食わせる。すぐできなければ、小学校三年生までとか、五年生までとか、順次、牛乳ばかりでなくて、鶏卵もたん白源として子供の体位に非常にいいのでありますから、そういうことなどの検討はいかがなものであろうか。学校給食に卵を出してやる。いかがですか。
そういう意味におきまして、これをいわば半熟卵にしておくのじゃなくて、完成なものにするためには、ぜひともこれを着工するということが必要になると思いますが、この点について一つ御答弁を伺っておきたいと思います。