1970-03-06 第63回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
起こしました場所は、この夕張炭鉱は御承知のように千歳区域と最上区域と二つございまして、それ以外に第二坑がございますが、事故を起しましたのは千歳区域の立層の下部第三流炭右六中切、右七中切という個所でございます。 災害が一月二十七日の二時二十分ごろに起きました。災害の種類といたしましては、落盤でございます。下のほうにございますように、死亡が四名、軽傷一名ということでございます。
起こしました場所は、この夕張炭鉱は御承知のように千歳区域と最上区域と二つございまして、それ以外に第二坑がございますが、事故を起しましたのは千歳区域の立層の下部第三流炭右六中切、右七中切という個所でございます。 災害が一月二十七日の二時二十分ごろに起きました。災害の種類といたしましては、落盤でございます。下のほうにございますように、死亡が四名、軽傷一名ということでございます。
それからさらに、この山につきましては、水力採炭を始めます前には、実はこの同じ千歳区域におきまして、石炭技術研究所が中心になりまして一年三カ月程度の試験採炭をやっております。
なお、今後の問題にも関連いたしますが、この前の災害いたしました一礦の中で、御承知のごとく、千歳区域と最上区域に分かれておりますが、千歳区域につきましては、直接災害を受けていない地区でございますし、坑内の破壊も少なうございますので、その後、千歳区域から再開を進めるという方針のもとに、今日までその保安作業を継続いたしてまいりました。結局二十二日までにいろいろ二回ほど鉱務監督官が点検をいたしました。
夕張炭鉱は、第一丁未坑及び第二坑本坑よりなり、今回事故の発生を見た丁未坑は最上区域と千歳区域に分かれ、現在おもに稼行している区域は最上区域であり、千歳区域は水力採炭を行なうための準備を進めていたのであります。