2011-02-22 第177回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
改めて、北海道の一部である歯舞、色丹はもちろんですけれども、サンフランシスコ条約二条(c)項の見直しも含めて、千島全島の返還を求めるという立場で、一からきちっとした国際法と道理に立った交渉をやるべきであると繰り返し申し上げてまいりました。 こういう点で、これまでの日本政府の外交的な姿勢について、岡本公述人はどのようにお考えか、お聞かせください。
改めて、北海道の一部である歯舞、色丹はもちろんですけれども、サンフランシスコ条約二条(c)項の見直しも含めて、千島全島の返還を求めるという立場で、一からきちっとした国際法と道理に立った交渉をやるべきであると繰り返し申し上げてまいりました。 こういう点で、これまでの日本政府の外交的な姿勢について、岡本公述人はどのようにお考えか、お聞かせください。
千島全島と南樺太を含めて、本当の意味での北方領土返還運動ということを国は本気で取り組むべきだと考えております。 レジュメの①から⑭までの資料でございますけれども、ここには私どもの先輩でありました萱野茂参議院議員、今はお辞めになっておりますけれども、おかげさまをもちまして、村山内閣のときにアイヌ文化振興法が成立させていただきました。
やっぱりカイロ宣言から言えば千島全島を主張するべきであるけれども、歴史的な根拠で国後、択捉だけにするんだ、サンフランシスコ平和条約で何しろ全部放棄したんですからというような、すべて私の今まで言ってきたことを是認することになっているんですよ、あなたの答弁は。
ところで、千島全島を置いたらどうだ、こういうお話でございますが、かねてから政府としては、立法上でも、特別措置法には国後、択捉、歯舞、色丹四島ということに、政府の方針はこの問題については決まっておるわけでございます。
歯舞、色丹、国後、択捉は言うまでもなく、千島全島を日本に返還させて日本専管の二百海里領域を広めていくこと、これが根本解決の一つ。第二番目には、北西太平洋や日本海で戦争があっては元も子もなくなってしまいますので、その地域を絶対に平和の海として確保していかなければならぬこと。
大体八月の二十九日までに千島全島がソ連軍によって占領されたと。引き続きまして北方四島、択捉、国後、歯舞、色丹でございますが、この地域は九月一日前後から三日の間に占領されたということになっております。戦闘行為が現実に行われましたのはシュムシュ島だけでございます。
われわれは千島全島の返還を要求しています。千島全島の返還が実現すれば、二百海里問題がどうなるかというのははっきりしているのですから、そういう点で、国際情勢でお互いに関心のある問題とか、日ソ関係ですというような抽象化でなくて、具体的には私は、千島の問題、平和条約の問題は、今度の日ソの事務レベルの会議でも最大、最重要の問題として日本側から提起する、そういうことを当然やらなければいけないと思うのですね。
○伊東国務大臣 千島全島について返還すべきといういろいろ御意見もあることは私は知っておりますが、これは日本がサンフランシスコ条約で千島列島は放棄しますということをはっきり言ったわけでございます。これは日本が一方的にそれを取り消すとかいうような種類のものではございませんので、やはり日本としては固有の領土としてひとつ四島を返還してもらいたいというのが日本の態度でございます。
なぜならば、これは大臣に伺っておきたいのだが、私たち社会党としては、千島全島を日本の本来の領土と規定しておりますが、あなた方の議論によっても、たとえば北方四島は不当にソ連が占有しているわけでしょう。不当に占有しているという事実は主権の侵害じゃないですか。どうしてこれが覇権主義でないとおっしゃるのですか。
また、北方領土問題、すなわち国後、択捉、歯舞、色丹を初め、千島全島の返還交渉も、すでに衆参国会において決議がなされておるわけでありまするから、この際、総理は勇断をもってこれが返還交渉に臨み、そしてその問題を解決いたし、日ソの平和条約の締結と並行して最大の努力をすべき課題ではないか、かように私は考えるのであります。 また、昭和五十三年度の防衛費は、一兆九千億円に上ります。
したがって盛り返すとすれば、今度ソ日暫定協定の第一条に一われわれ共産党は千島全島が日本のものだと思っているわけです。政府は歯舞、色丹、国後、択捉、四島だけと言っているが、仮に四島に限ってみる。そこで四島にはっきりした第一条で線引きすると、初めて、いままでの解決済み、未解決のものはない、こういうように言うソ連と、われわれは未解決だと言うこの平衡がもう一回保たれるのではないか。
私たちの方が相打ちにするとすれば、共産党は先ほど繰り返したように千島全島ですが、仮に政府の立場に立つとした場合、四島に明確に引いてこそ相打ちになるわけです。向こうは明記しておる。したがってこれを明記できるかということなんです。そうでないと相打ちにならない。そうでないと後退になる。この点はいかがです。
千島全島を意味するのか、四島を意味するか、あるいはまた歯舞、色丹の二島であるか、このことについての日ソ両政府の解釈は当然一致していなければならない、このように思いますが、まずこの点を明らかにしていただきたいと思います。
共産党とされてそのような千島全島、これを返還を求めるという御主張でありまして、ただ日本政府といたしましては、サンフランシスコ条約に日本政府といたしまして署名をいたしたことであります。したがいまして、日本政府としては、共産党がおっしゃるような主張はいたしかねるということでございまして、千島全島の返還ということが実現されればこれにこしたことはない、私どももこんなにいいことはないと思います。
北千島も私どもはこれは日本の領土であって決して力で奪取したというふうな領土ではない、明治の初めに樺太との交換条約でちゃんと正確に日本の領土になった領土なんであって、その北千島も含めて私どもはこの千島全島が固有の領土であって、このたびの日ソ交渉によるあの二百海里の線引き、この中に含ませるべきではないというふうに私どもは考えておるわけでございますが、寺嶋さんといたされましては、この北千島の問題をどのように
そこで、千島全島が、北千島も日本のものだというのが共産党の私見だと言うが、そうじゃないのです。たったいま配られている、稻富さんが持っている国会の啓蒙書の中にはっきりこれは書いてあります。少し勉強していただきたい。
○津川委員 そうすると、総理が承知しているとすれば、千島全島が日本のもの。ここのところに大事な問題がある。それから今日までどのように変化したか。 一九〇五年のポーツマス条約、日露戦争の後で日本は戦勝国として南樺太を取った。これがその後の領土の変化です。
そこで、樺太全部はロシアにやる、そのかわりとして千島全島を日本に渡す、これが樺太千島交換条約でありますが、この二つの条約は、このとおり正しいと思って総理が受け継いでおりますか。両国間に正しく交換された条約であります。いかがでございますか。
ところが、先ほど言ったように、敗戦国だからというような理由ですべき主張をしなかった、そして千島全島を放棄してしまった。その責任というのは私は重大だと思う。 そこで、その責任を何とかカバーするために北方領土四島、つまり歯舞、色丹、国後、択捉はたまたま歴史的な過程が違う。それをよりどころに、これだけは放棄した千島列島には含まれてないのだということを言い出したわけです。
そこで、農林大臣にお尋ねをしたいと思いますのは、従来われわれは、ソ連邦最高会議幹部会令では明確にその線引きがされていない、したがってソ連閣僚会議決定ということになるといわゆる千島全島、北方四島を含む線引きが明確になってくる、だから閣議決定ではなしに幹部会令の線でということをやられたわけですが、いまの見解とあわせると、その点については非常にはっきりしてくるのではないかというふうに思われるわけですが、どうお
私は、訪ソの前提として四島の返還ということ、前段に衆参両院において満場一致で四島返還ということが決議をされていることをもって、日本国民の真の叫びであることを理解されたい、こういうことを述べておるわけでございますので、あなたがいま述べられたとおり、北千島全島を含めてということを政府はとっておりません。これは明確にしておきます。
千島全島が、私は、そういう意味では固有の領土と言えると思うんですね。まあ千島なんかは、交換条約で十八の島と樺太と交換した事実はございますので、交換にしましても、これは相手方の合意によってこちらが得たんですから、別に暴力を用いたわけでも何でもないので、正当な日本の領域であったということは疑いないと思います。
○塚本委員 返還交渉をいま直ちにこの問題でせよというわけではありませんけれども、樺太と千島全島とはかつて日本は交換した歴史がございます。したがいまして国後、択捉だけではなく、ほんとうの法律的な立場からいいまするならば——返還交渉するかしないかは別の問題といたしまして、領土権の問題だけを取り上げてみるならば、千島全島を日本が領有することが法的には正当だとの意見があります。
千島全島が他国の領土になったことはないのですから、これこそ固有の領土なんですから、南千島の歯舞、国後、択捉だけ返してもらえば平和条約を締結する、こう総理がおっしゃっているのも、私どもは逆に納得できないのですが、そういうような問題がいま、これから論議されようとしている、論議されつつある、領土問題の規定、領土問題の話し合いが、ようやくこれから話し合おうじゃないかというようなことに十六年ぶりになったところへ