1994-06-03 第129回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
ただ、この措置には、千島並びに南樺太において同じような境遇のもとに作業大隊として強制労働に服せしめられた者、約一万五千人と推定されておりますが、それが対象に含まれておりません。これをぜひひとつ対象にしていただきたいということが第一点であります。 それからもう一つ、恩給の問題でありますが、御案内のように、太平洋戦争中従軍した軍人軍属につきまして、いわゆる戦務加算というものが行われております。
ただ、この措置には、千島並びに南樺太において同じような境遇のもとに作業大隊として強制労働に服せしめられた者、約一万五千人と推定されておりますが、それが対象に含まれておりません。これをぜひひとつ対象にしていただきたいということが第一点であります。 それからもう一つ、恩給の問題でありますが、御案内のように、太平洋戦争中従軍した軍人軍属につきまして、いわゆる戦務加算というものが行われております。
それはそれとしてひとつ外務省も応援していただきたいが、国内的な問題としては、千島並びに南樺太において抑留されていた者、これは同じように作業大隊で働いておった者がいるのです。何でソ連の領土内におった者だけをやるのか。これも広げてもらいたい。 それからもう一つ、恩給の戦地加算でありますけれども、それは一年・一年なんです。
それから私どもの日本から樺太、千島並びに北方四島、総面積一万平方キロメートル余りでございますが、これを合わせました。 以上でございますが、これを総面積にいたしますと六十七万平方キロメートル余でございまして、わかりやすく申しますと、イギリスとイタリア、ギリシャ、この三つを合計した面積にほぼ匹敵いたします。
しかし、それ以外に、いわゆる国内法で北方地域として処理いたしております事柄の対象外となっていることについての、北千島並びに南樺太の人たちの意見というものは、この法律案の内容、あるいは今日までとってきました政府の施策について、私は聞いておりません。
池田さん、そんなことはあるまいと思っても、御承知のとおり、これは南千島並びに中千島、北千島の地籍です。明らかに国有林台帳に載っておる。国有財産として大蔵省の財産台帳に載せておられるわけで、どう管理しているのだ。大蔵大臣、これはどう管理していますか。
考え方といたしましては、択捉、国後は日本の固有の領土である、そしてまた中北千島並びに南樺太をソ連が占領しているということは、われわれの意に反している、こういうことをわれわれは主張し続けることが、今の場合適当ではなかろうかと思っております。
○国務大臣(小坂善太郎君) 私ども平和条約で放棄いたしましたいわゆるクーリル・アイランズという中に四つの島は入っていない、こういう解釈で、国後、択捉、歯舞、色丹、それ以外の中北千島並びに南樺太というものに対するこの問題の扱い方が異なる、かような見解で措置をいたした次第でございます。
と規定されており、もと北千島並びに南樺太に定住された同胞諸君は全く除外されているのであります。平和条約第二条(c)項の解釈においてこそ、なるほど南千島と中北千島並びに南樺太の取り扱いに差異を生ずるかもしれませんが、北辺の領土で苦労をして、非常な困難をなめた同胞に対しましては、何ら異なるところがないはずであります。何ゆえに両者を区別するのか、その理由をお聞き申し上げたいと存ずるのでございます。
ただ千島並びに南樺太については、これは日本は講和条約で放棄するということを承認して調印をしております。ですから、これは日本は放棄をしておるわけであります。ただ、この帰属はどこに帰するかということについてはまだきまっていない、こういうことなのであります。ただ国後、択捉は放棄した千島の中に入っておらない。
○小坂国務大臣 お読み上げになりましたから私も読み上げますが、そういうカイロ宣言を受けてポツダム宣言の第八項に「「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルベク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島二局限セラルベシ」すなわち連合国が決定する諸小島、その中に千島並びに南樺太が入るという問題が明記されておるということであります。
しからばあなたの言われる得撫島以北の千島並びに樺太を今ソ連が占領しておるからという問題につきましては、われわれは択捉、国後に対しましては抗議を申し込みますが、日本としては、得撫島以北の千島と南樺太は連合国に放棄した。これはソ連が占領しておる事実は知っておりますが、われわれは放棄したものでございますから、連合国とソ連との間の問題と心得べき問題だと思います。
その以北の北千島並びに樺太は御承知のように、サンフランシスコ平和条約の第二条によりまして、これは放棄をしたが、その放棄は必ずしもソビエトに帰属するという放棄じゃないことは私が今さら申し上げるまでもないので、この帰属の問題があるいは一昨年の日ソ共同宣言の問題であり、また日ソ共同宣言の第九項を見ますると、第九項の中に、「日本国及びソヴィエト社会主義共和国連邦は、両国間に正常な外交関係が回復された後、平和条約
○高岡委員 今の南連局長の御説明でまことにげっこうなことだと思うのでありますが、今度は南連に千島並びに歯舞、色丹関係の一課を設けて、そこで沖縄、小笠原に対すると同じような事務をとっていく、こう解釈してよろしいですか。
その問題の原因となりましたのは、北海道近海、千島並びに樺太の南、におきまして、日本の小漁船がたびたび拿捕されまして、両国間に非常に不愉快な事件がたびたび起っていたのであります。その原因は、要するにソ連側が十二海里の領海を主張しており、日本が三海里を主張しておるのでありまして、そのために先方が漁船を拿捕する。
、桑港条約の第二十五条でもソ連のこれは領有を認めるわけにいかない、ことに桑港条約をアメリカの上院が批准をいたしました一九五二年の三月の上院の付帯決議では、いわゆるヤルタ協定に含まれているソ連のいかなる有利の条件も承認するものでない、こういうことを明らかに米国の上院は桑港条約の批准に当って付帯決議をいたしておるのでありますから、この問題を中心といたしまして、現在ソ連が占有はいたしておるけれども、北千島並び
もう一つは、千島並びに南樺太におけるところの日本の存留国民が大体一万四千名、この人たちの財産は相当多額に上っております。
そのお答えのうちに、ソ連がサンフランシスコ条約に参加しておらないから、日ソ間の領土問題等においては日ソの間にだけとりきめることができると思う、そういう意味において北千島並びに南樺太の問題は、これは当然ソ連側の領有と認めなければならないであろうというような御発言があったように新聞が伝えております。
そこで、日本の固有の領土でない以外のものである北千島並びに南樺太は、日本はカイロ宣言以来これはもう譲渡するという格好に、ポツダム宣言を受諾して以来なっておる。そこで、これはソ連側に譲渡してもいいという考え方で進んでおったのであります。
このことは、今問題になっておるところの日ソ交渉の領土問題についても、千島並びに樺太、あるいは歯舞、色丹、こういう問題に対しましても、この安保条約の内容によって交渉がしにくいという点もからんでくると思うのでありますが、この条約の改訂というものは、地上軍が撤退したならば改訂しなければならぬかどうか、その考えがあるかどうかという点をお尋ねいたしておきます。
私の考えでは、南千島も含む千島列島全体並びに南樺太の問題につきましては、ロンドン会議においてソビエトだけを相手にして最終的決定をすることは不合理である、お門違いであるから、先ほど北千島並びに南樺太について大臣が言われたような方式を南千島についてもとって、それで今後進むことがこの二つの島に対します領土権主張を早く合理的に実現する方法であるとわれわれは信ずるのですが、その間に対する大臣の所見をもう少し具体的
そうでなければ北千島と南樺太の問題をソビエトと話し合いをするとか、またはその南千島が含まれないといたしましても、それをソビエトだけと交渉するということにはならないと思うので、南千島、北千島並びに南樺太はソビエトのものになったと確認しておられる論理になると思うがどういうことでございますか。南千島から三つに分けて正確に説明していただきたい。
それから北千島並びに南樺太は放棄して妥結するというお考えのようですが、それを放棄しなければならないと解釈される条約上の根拠はどこに求めておられるのか、その二点をまず最初にお尋ねいたします。
そこで具体的になりますが、そうなりますと、領土権に関する回復問題、千島並びに南樺太に対する返還も、昨日の御答弁通り必ずソ連にもはっきりと要求すると了解してよろしゅうございますか。
北海道の一番東の果にソ連が占領しておりますところの南千島並びに色丹島、歯舞諸島の一衣帯水の中にあります我々住んでおります根室は、これらの島々の周辺を漁場といたしまして、水産業を以て今日まで発展して参つて来たのであります。行政の面から見ましても、この島々は根室支庁の管轄でありまして、殊に歯舞諸島におきましては、現在の歯舞村の管轄になつております。