1949-05-16 第5回国会 衆議院 水産委員会 第14号
○鈴木(善)委員 ただいま秋山政府委員から運輸当局のお考えを承つたのでありますが、私どもがまず第一に意外といたしますことは、大屋運輸大臣も秋山長官も、事務当局が十分水産廳との間に意見の一致を見たものと考えて、この法案を議会に出した、こういうお話のようであります。ところが実際はよさそうでない。
○鈴木(善)委員 ただいま秋山政府委員から運輸当局のお考えを承つたのでありますが、私どもがまず第一に意外といたしますことは、大屋運輸大臣も秋山長官も、事務当局が十分水産廳との間に意見の一致を見たものと考えて、この法案を議会に出した、こういうお話のようであります。ところが実際はよさそうでない。
漁業權制度の改正と、協同組合ができてきてそれに伴うての水産廳問題というふうになつて來れば、私は十分水産廳設置の理由がつくと思う。問題はそれ以前に作つて行く折にどうするかという問題であります。やはり將來の從前の行き方と考えて見ますと、水産の政策というものはもう少し生産部門に對する積極的な施策をして貰いたい。
それから運輸省につきましても、船舶の管理という點において支障もありましようが、これは現在の情勢をもつて説明いたしますならば、十分水産廳設置は理由が通ると思いますので、私はこの問題については全力をあげてやるということを、あえてここに申し上げる次第であります。