1996-04-25 第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
最初のころは少ししかくれないで後でたくさんもらえるという意味で後払い賃金システムなんですが、これは経済が発展し続けるときには結構うまくいくわけでございまして、自分が年とったころには、会社も大きくなり経済も大きくなっているわけですから、十分報酬がある。そうすると、最初もらうときは非常に低くても新入社員は文句を言わなかったわけでございます。
最初のころは少ししかくれないで後でたくさんもらえるという意味で後払い賃金システムなんですが、これは経済が発展し続けるときには結構うまくいくわけでございまして、自分が年とったころには、会社も大きくなり経済も大きくなっているわけですから、十分報酬がある。そうすると、最初もらうときは非常に低くても新入社員は文句を言わなかったわけでございます。
神田構想と通称されておりまするのは、上げ幅を八%よりやや上回ったところに置くということ、それからもう一つは、診察料を重視するという考え方の中に、いまの診察料が初診の際に初診料として支払われたきりで、どうも診療期間が長くなってもそれが十分報酬体系の上にあらわれていないので、一カ月たったならば、できれば基礎診察料とでもいうべきものを考えてみたい、こういうふうな二点を骨子としておったのでございます。
十分に働く人が相当の報酬を得、働かざる人は十分報酬を得られない、こういうようなことは私は当然であると思いますので、悪平等を訴えよと申すのではありませんけれども、今の日本の現状からいきまして、国民の全部が一番苦にしております問題は、職がない、職にありつけない、こういう問題であると思うのであります。
そういうことを期待いたしまして、而もこの管財人につきましては、破産管財人の場合などと異なりまして、十分報酬等も與えるようにいたしまして、その報酬の規定等も整備いたし、相当立派な人が安んじてこの職務に当り得るように、立案におきましても配慮いたしたつもりであります。併しいずれにせよ御指摘の点はいろいろ議論もあり得るところでありますから、慎重御審議のほどをお願い申上げます。
改良して行く方法は、申すまでもなく技術的に言いますと医者の診療手数料の問題でありますし、又保險料の問題でありますが、保險料を幾分か軽くして、そうして医者にはもう十分報酬を現在よりは早く拂えるようにしたいというのが改良の方法であります。従つて保險制度の費用を全部国家が負担するという一つの原則を立てておるわけであります。