1980-10-22 第93回国会 衆議院 法務委員会 第2号
しかも本件の場合、形式上から見るとなるほど退職金請求権があるように見受けられますけれども、いま言ったように、法律上もそして同時に実質上もまた道義的にも本件の場合は疑義があるわけでございまして、果たして退職金受給資格があるかどうか、請求権があるかどうかということについては、十分司法裁判所において御審判いただく価値のある事件だと私は思うのでございます。
しかも本件の場合、形式上から見るとなるほど退職金請求権があるように見受けられますけれども、いま言ったように、法律上もそして同時に実質上もまた道義的にも本件の場合は疑義があるわけでございまして、果たして退職金受給資格があるかどうか、請求権があるかどうかということについては、十分司法裁判所において御審判いただく価値のある事件だと私は思うのでございます。
条約局長、専門家の話を聞いても、読み取るというような解釈だというようなことでありますから、解釈となれば幾とおりの解釈も出てくるので、これは十分司法裁判所もよい問題を持ってきたとこれはほめられると思うのですよ。ということは、あそこは政治的判断をするところでありませんから、法律を法律として調べてみようという裁判所ですから、これはひとつ出してみたい。