2009-03-26 第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
それから、ほとんどの不明預金、いわゆる匿名預金のたぐいになってくると、だって、利用者がもう何十年もあらわれない預金というのは、いわゆる犯罪収益である可能性が極めて高いんですよ。要するに、逮捕者が匿名口座をつくって、他人名義の口座をつくって、そして自分は刑務所に十年行って戻ってきたときにそれをおろすというようなことで、埋まっている預金である可能性がすごく高いんですね。
それから、ほとんどの不明預金、いわゆる匿名預金のたぐいになってくると、だって、利用者がもう何十年もあらわれない預金というのは、いわゆる犯罪収益である可能性が極めて高いんですよ。要するに、逮捕者が匿名口座をつくって、他人名義の口座をつくって、そして自分は刑務所に十年行って戻ってきたときにそれをおろすというようなことで、埋まっている預金である可能性がすごく高いんですね。
最初は平成二年十月一日でございますが、これは平成二年の六月に出ました通達におきまして、平成二年十月一日から、この場合の規定の仕方は架空名義預金及び特別定期預金、いわゆる匿名預金の受け入れについて引き続き自粛する、そして、口座の開設等を行う場合には公的または他の信頼できる証明書類等に基づき本人確認を行うよう努めなければならない、こういう通達がございます。
問題は、一律に分離課税を利子でやっちまったということになりますと、匿名預金等をやったって調べようとする姿勢がないわけだ。相続税出てきますね。相続税を調べることができない、何ぼでも預金できるのだから。これは金持ち優遇ですね。宮澤さんは、この前、金持ち優遇なことはありません、こう言っている。配当も似たように分離課税がございますから、同じような結果を生じておる。
一人で九百万できるのですから、無理してそんな不正預金、匿名預金なんかしなくたっていいのです。財形貯蓄を入れると千四百五十万円までできる。そういう状況でありますから、サラリーマンは一番税金を取られて、一番貯蓄が少ないということになっている。不正も何もしない。要するに、別な言葉で言うと、資産による利殖の道というのはほとんどないということです、ストックがないんだから。
本当は匿名預金で家族にも知られずにあちらこちらの名前で入れであったもの、本人がぽっと死んでしまったらそれはそのままになる。こういうものが恐らくこの六百億に対して一けたは多くあるのではないかというのが専門家の意見です。それはそのまま銀行が預かり金として、取り手がないけれども、表面に出さずに運用しておる。だから、何千億という金があるのではないかというのが一方の意見であります。
ですから、匿名預金口座をつくらせてはいけない、あるいは仮名預金口座をつくらせてはいけないという形で、銀行自身が自浄自律作用できちっと自粛されるということで相当程度可能になってくる。 それでも、なおだめであるというのでありましたら、この際、経済学者が言っておりますように、戦後の貯蓄増強政策について税制は応援する必要がない。
○正森委員 私のところでも駿河銀行の労使双方からいろいろ事情等の説明を聞いておりますけれども、しかし、違反をした場合には解雇するというような通達が一度、二度出されておりましても、四名やったら四名を一度に首を切るということをやらなくても目的は達することはあるでしょうし、それから、こういうことをやったら解雇するということを幾ら言っておりましても、そういう匿名預金を場合によったらせざるを得ないような、しりをひっぱたく
○正森委員 それでは他の問題に移りますが、私としましては決して匿名預金などがいいと思っているわけではなく、大いに取り締まらなければいけませんけれども、しかし、そうだからといって、自分が私欲をはかったものでもない銀行員にいわば死刑に等しいようなことを四人も一遍にやって生首をとるというようなことは、よくよくやっぱり銀行としても慎重でなければならないので、まして全人格的服従を強いるような誓約書を安易に書かせるということは
○柳澤錬造君 大蔵大臣、グリーンカードの、いろいろそういう税の公正化というか、いわゆる匿名預金なんかやめさせるということについては必要なことだけれども、いわゆる昔から言われているクロヨンとかトーゴーサンとかという不公平税制の問題、これを解決するというか、何というんですか、公平化する方が免じゃないんですか。
そのほか、住宅ローンのあり方、匿名預金の取り扱い、いわゆる田中金脈問題と銀行融資、沖繩振興開発金融公庫の融資計画、パインかん詰めの関税問題、農業所得課税のあり方、豪雪地帯の雪おろし経費の税の控除措置、同和問題に対する税務署の取り扱い等々、多くの点について質疑が行われました。 最後に、文部省関係についてであります。「今日、高校の進学率は九〇・八%となり高校増設の必要性はますます強くなっております。
それには繰り返し繰り返し心配がないのだ、また匿名預金にも手をつけません、あるいは財産調査もいたしません、心配はございませんというようなことで、安心して行なえる土壌づくりをやることが望ましい。
○広瀬(秀)委員 私が聞きたいのはそういうことではなくて、このときに、この事件があったときに——いま業務対策委員会とかを全銀協でつくっていろいろ提案もされているし、問題点を摘出して、こういう点をこうしようというようなことが出ておるわけでありますが、この事件があった際に、富士銀行としては——この問題、単にこういうような匿名預金の通帳をごまかす、そうして金を着服するというようなことである、今度の場合とは
それからもう一つは、これは明確に把握できないかもわかりませんけれども、匿名預金なるものの大体の推定総額、それを都市銀行、相互銀行、信用金庫、信用組合別に、そういうようなものの推定額でもけっこうですけれども、把握でさましたらひとつ資料の御提出を願いたいと思います。
○近藤政府委員 ただいまの最初の資料のお話でございますが、匿名預金だけはちょっと実態が、推定もなかなかむずかしゅうございますので……。それ以外の分につきましては別に御提出申し上げたいと存じます。
それからまた、一人の人が、これはおそらく先生も御存じのように、定期を何口にも分け、あるいは普通預金もあり、当座預金もあり、また、かてて加えて匿名預金、架空名義の預金もいろいろあるという前提で、やはり相当労を尽くしても結局は実態がつかめない数字になるおそれもございますし、まあ理論的には可能でございますが、この辺はなかなか実行上むずかしい問題ではないか。
匿名預金についても、あるいはそうではないか、かようにも思われます。その一番大きな実力のある、と申しますか、資金量的な意味においてでございますけれども、まあその影響というのは金融機関の中では非常に大きなわけでございますし、そういう意味からいっても、都銀のそういった点について態度を正すということも非常に必要だろうと思います。
○広沢(賢)委員 それでは架空匿名預金というのは、これは直さないとたいへんな不公平、六七%がもぐりだから、これを直すような努力をみんなでしなければならぬということだと思うのです。それで利子を全部ひっくるめまして、――これは貯蓄の増強と、ここに理由は書いてありますが、貯蓄増強にはほとんど関係ないのだ。
その次に、たとえばこれのもう一つの側面としては架空預金、それから匿名預金、この前だいぶ堀委員が質問しましたけれども、これは六七%までがもぐりになる、この点についてはどうでしょう。そのあと改善に努力したことがあるのですか。
○澄田説明員 トラブルということばの範囲にもよると思いますが、おっしゃるとおり、一件もと言われるとちょっとわかりませんが、大部分の場合には匿名預金あるいは無記名というような形の場合に起こったことであります。
○水田国務大臣 歩積み・両建てのほうはもう御承知のとおり第二ラウンドに入っておりまして、これは常時検査しておりますし、それからいまの匿名預金のほうも、これは少なくとも店頭に掲示をしてお客にはっきりこれを知らせるという措置をとっておりますので、私の聞いておるところでは、架空預金というものは非常に減っておる、最近相当効果をあらわしておるというふうに聞いております。
こういう制度、これはいろいろ長い歴史を持ってきているわけですけれども、その中に匿名預金制度もあるし、あるいは無記名預金もある、あるいは一人一店舗という時代から、また多種類多店舗という状況にもなってきた。
こういうことでありますので、いまのお話のような匿名預金であるとか、あるいは架空名義であるとか、いろいろそういうようなものもあることは事実でありますが、いまの少額貯蓄をその関係においてどう考えるか、こういう御質問であるとするならば、現在の制度は、百万円という金額、少額貯蓄を奨励するというところからいって、そこまでの限度において優遇するということは、これは各貯蓄手段を通じて行なっていくというたてまえからいっても
現実に匿名預金でも、大蔵省が自粛を呼びかけても、こういう引き締め段階を迎えれば、より一そう貯金を増強したいという気持ちにも銀行もなるというようなことから、そういう制度がある以上は、自粛しろといったってこれは無理な話で、やっぱり無記名でけっこうでございますよと言うんですよ、実際に。そういう形というものはあり得ないのだということは銀行局長も言えないでしょう。いかがですか。
無記名、匿名預金までございます。これによる減税額が、大蔵省の調査で、五百億円といわれております。いかにもこれは、低所得層に対しても適用のある、少額の貯蓄利子に対する優遇のように一見見えます。しかし、その実態においては、大資産家の脱税の、そしてまた所得の隠蔽の手段に用いられておることが明らかであります。
○塩崎政府委員 少額貯蓄あるいは無記名預金あるいは匿名預金、こういったものが税務の障害になっていないか、申告する所得者の申告に障害を与えてないか、こういう御質問でございます。
そして、その金で膨大な土地、建物を取得したり、有価証券を取得したり、あるいは匿名預金をやったり、あるいは先ほど触れた貴金属の買い入れをやったり、さらには政治献金に流して自己の有利な法律をつくらせる、こういうようなことをやっておった。だから、私は、これくらい悪質な知能犯的なやり方はないと思うんです。