1949-05-06 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第15号
しかしながら今回の医道審議会においてあのような結論になりましたのは、まずこの法律案が制定せられました当時の状況、ことにその根抵となりました医藥制度調査会におけるこの問題についての多数の方々の御意見等の精神をくみまして、その当時十分に審議せられたものと私は伺つております。
しかしながら今回の医道審議会においてあのような結論になりましたのは、まずこの法律案が制定せられました当時の状況、ことにその根抵となりました医藥制度調査会におけるこの問題についての多数の方々の御意見等の精神をくみまして、その当時十分に審議せられたものと私は伺つております。
このため政府といたしましては、本年三月医藥制度調査会に対し、國民医療法改正の具体的方針をいかにすべきかにつき諮問いたしたのでありますが、同会における愼重審議の結果に基ずきまして、その答申を得ましたので、右答申に基ずきまして政府において法案を整備の上、今國会に提出することといたしたのであります。以下にこれら四法案についてその内容の大略を申上げたいと存じます。
このため、政府といたしましては、本年三月医藥制度調査会に対し、國民医療法改正の具體的方針をいかにすべきかにつき諮問いたしたのでありますが、同会における愼重審議の結果に基きましてその答申を得ましたので、右答申に基きまして政府において法案を整備の上今國会に提出することといたしたのであります。 以下これら三法案についてその内容の大略を申し上げたいと存じます。
処方せんの発行の問題につきましては、いわゆる医藥の任意分業の問題として、この藥事法案及び医師法案、歯科医師法案を審議していただきました医藥制度調査会におきましても、非常な論議の焦点となりました問題であります。結論として到達しておりますることは、大綱においては御趣旨のような結論に相なつておるものと承知しておるのであります。
私どもは決してただ單に医藥制度調査会の答申があつたからという理由のみで、この政府案を提出してのではないのであります。登録の更新をするようにいたしました理由は、まず第一には今回の藥事法におきましては、藥局の開設、医藥品の製造等、從來許可制度でありましたものを全部登録制度に改めたということが第一の理由でございます。
厚生大臣並びに政府委員の御答弁によりますると、この点については医藥制度調査会が十分審議をして出した結論であるからというお言葉でございました。ところがその医藥制度調査会というところで考えている考え方というものが、將來医師法をもこの線に沿うて改正するような心構えをもつているならば、これは私了解ができるのです。
○久下政府委員 本法案を制定いたしますにつきましては、この方面に直接関係のある方々の意見はもちろんでありますが、その他第三者的な立場にあります人々につきましても、先ほど申し上げました医藥制度調査会の構成の中に、そういう方面の人に参加をしていただきまして、各労働組合の方面からも、あるいは社会保險の組合の方面からも、各方面からはいつていただきまして、御審議をしていただいておるのであります。
○有田委員 去る昭和十六年医藥制度調査会において、医藥分業問題につき非常な論爭の結果、医師は処方箋を義務発行する。但し從來藥剤師法附則で認めてきた医師調剤権は、藥剤師法の本則に規定するという、いわゆる任意福業の徹底化をはかることに医師側、藥剤師側ともに意見一致して、その旨答申した結果、政府もそれを実現することを公約したのであります。
○久下政府委員 処方箋の強制発行によりますいわゆる任意福業の実施につきましては、お話の通りに昭和十六年に現在の國民医療法判定の当時、医藥制度調査会から、地域を限りまして、藥局の普及している地域において任意分業をやるべきであるという答申をいただいておることはお話の通りであります。
この点につきましては、実は厚生省におきましては、医藥制度調査会の十分な御審議の結果に基いて、かような提案をいたしておるのであります。さような意味合いからも、政府としては、ただいま申し上げたような取扱いの差は、それぞれの理由もあることであり、かようにいたすことが、最も適当であると考えておる次第であります。
しかしながら政府といたしましては、この法案をつくり上げますまでには医藥制度調査会の小委員会において、愼重に檢討に檢討を重ねまして、そして当方といたしましては全力を盡してつくり上げたものであります。仰せまでもなく、法案は会案のためにつくつたのでないのでありまして、これは日本の國民大衆の安寧と福祉のためにつくつたところの法案であるのであります。
この医療制度改正要綱を基礎といたしまして、目下医療制度審議会及び医藥制度調査会におきまして、医藥制度の今後の在り方について、斯界の権威者において十分審議を練つておるのであります。