1997-05-07 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第24号
できるのはどこなのかと考えてみますと、それは、より多くの、すなわち、医師や看護婦にとって十分な医療が提供できるかどうか疑わしい、いわゆる三時間待ちの三分間医療という言葉で非難を受けているように、大量の患者さんを診察する、そのことによってキャピタルコストを生み出すか、あるいは、我が国は長くマンパワー不足の医療という指摘を受けてまいりました、すなわち人件費を削減してそれらの費用を捻出するか、あるいは薬剤や医薬材料費
できるのはどこなのかと考えてみますと、それは、より多くの、すなわち、医師や看護婦にとって十分な医療が提供できるかどうか疑わしい、いわゆる三時間待ちの三分間医療という言葉で非難を受けているように、大量の患者さんを診察する、そのことによってキャピタルコストを生み出すか、あるいは、我が国は長くマンパワー不足の医療という指摘を受けてまいりました、すなわち人件費を削減してそれらの費用を捻出するか、あるいは薬剤や医薬材料費
そこで、このメディカル・サービス・センターというのは、パンフのコピーを見てもらえばわかるんですが、この会社は「医療設備を保有し賃貸する」、「医薬材料の仕入・販売」、「その他のメディカルサービスを請負う」とされている。つまりこれはトンネル卸しだとか第二薬局を兼ね合わせたものなんですね。
それから被服、修繕料、燃料、医薬材料、その他需要費が四十七万六千円。それから役務費、これは電話とか、保険料、こういうものですが、九万九千円。備品の購入費五十六万五千円。無線機、それから酸素吸入器、マジックギブス、こういうものを入れて——自動車を一台貸与されたとしても、これだけで七百十五万というものが新しい負担になる。
それから、よくいわれます健康保険等の医療費の関係で、薬価基準とかあるいは医薬材料等の基準、そういった問題との関係なんかもいろいろあろうかと思います。それは、よくほんとうに内容を見なければいけないと思います。 そうして、特にむずかしいのは、ある会社の製品の原価というものを見ますときに、さっきおっしゃったような意味でのいろいろな広告費のようなものもある。
予算の執行の適正化に関する法律によりまして、年度末において交付額の確定が行なわれ、その際負担金または補助金の交付の対象である各事業ごとの地方公共団体の実支出額と当該負担金または補助金について定まっている算定基準によって計算した対象経費の限度額との比較が行なわれるわけでありますが、一方、保健所におきましては、一回の出張により数種の事業が行なわれたり、レントゲンフイルムのように、数種の事業に使用される医薬材料
ところが健康保険の医療報酬についての医薬材料等の値上りというものは考えなくても、医師の世帯支出が九千五百円ベースのときに抑えられておるというわけですね。この世帯支出というものが、すでに国家公務員のベースにおいては、当時九千五百円相当であったものが一万六千五百円程度に上っておる。率でいえば八〇%弱上っておる。
このような医業という非常に技術評価の困難な、むずかしいものを、国民総医療費のワクを動かさないという大前提から、総医療費の中から医薬、材料費を引いたものを医師と薬剤師の取りまえを二分した形になりました以上、当然これに初めから誤謬があるのではないかというふうにわれわれは考えます。
ところが医薬材料だとか、或いは薬局方面のものを見ましても、数百倍ということになつておると思うのです。その他いろんなものを見ても、そういうことがある。こうしますると、当時と今を比較しますると、昔の医師は暴利をむさぼつておつたというそしりがあるかも知らないわけですが、とにかくそうだつたんです。今は非常に倍率が低い、こういうことを局長はどういうふうにお考えになつておられますか、どう解釈されますか。
ところがたとえば医師の一点単価の算定の一つの基準となつておる医薬材料を見ても、内科の局方薬を見ても、その値上りは三百倍、四百倍になつておる。医師の生活費は、その主要食糧についてみても、やはり三百倍、四百倍になつておる。そういうようなことと、一点単価の値上りとの間に非常な矛盾がある。
ところがこの単価が一体何を基準にして計算をされて来ておるかというと、あるいは限界経営費といつて、病室のない医師の一箇月の生計費とか、あるいはまた医薬材料の費用とか、そういうものによつて形成されておるわけなのです。ところがこれが昭和九、十、十一年の平均が十五銭だ、今十一円八十三銭、約八十倍弱になつておる。ところが生計費にしてみたところで、医薬材料にしてみたところで、三百倍、五百倍に高騰をしておる。
○岡委員 私もこういう質問を申し上げることもいささかうかつな話ではあらますが、この審議会の問題を検討する場合必要なので、私どもの承知する限りでは、一点単価の構成は、たとえば今御指摘の税金がどれだけになつておるかということ、またベツトを持たない開業医のいわゆる限界経営費の一箇月に必要とする経費というようなもの、あるいはまた医薬材料は原価とし七幾らになつておるかというようなことか主たる内容、あるいは要素
しかし一方を考えますと、医薬材料等は五百七十倍に高騰をいたしておる。従つて各社会保険について、これがうまく運営できないということは、医師が協力しないという点がかなり私は強調されていい問題じやないかと思うのです。これはこの間もちよつと大臣のおいでにならないときに私は触れたのでありますが、昨年この医療報酬の単価引上げの問題について、全国の医師会から猛烈な運動が行われたことがございます。
ただいまの御答弁にあつたように、いわゆる健康保険その他における一点単価の構成は、大体医薬材料費がどれだけであるか、税金がどれだけであるか、あるいはまた使用人の給料がどれだけであるか、医師の生計費がどの程度であるべきかというようなことをその主要な要素にしておられる。ここにこの一点単価の持つ非常に大きな誤謬があると私は申し上げたい。
かかる観点よりいたしまして、われわれは、現在の極めて複雑多岐なるところの社会保険制度、なかんずく共済保険、国民健康保険、健康保険等の複雑なる医療保険制度につきましては、われわれはあくまでも単一化されたる国民保健省を作り、そのもとに医療と予防と公衆衛生の吻合をはかり、あるいは公的医療機関の充実と適正化をはかり、あるいは医療担当者に対する再教育の徹底をはかり、また医薬材料の価格の適正化をはかり、また医療担当者
ところが、かかる支拂いあるいは請求制度に対する根本的改革をなさず、あるいはまた國民の生活必需品にも比すべき医薬材料の価格抑制に対して何ら具体的な手を打つこともなく、しかも一方において保險財政の窮乏に名をかつて被保險者の負担を増大し、実質的なるところの賃金の引下げを断行しようとする。
保険支出の増大は、何と申しましても医薬材料の騰貴が大きな要因となつておると思うのであります。私どもの必需医薬、たとえば重曹や沃チン、あるいはアルコール等が、昭和九、十、十一年に比べて昭和二十三年では五百倍から七百倍の價格騰貴になつております。普通一般内科医の必需医藥材料は三百六十倍の價格騰貴になつております。
○岡(良)委員 医薬材料の点に関連して申し上げますと、最近はペニシリンを最初として、種々の特効薬が盛んに出ておりますが、こういうものは常に非常に單價が高いのでございまして、こういうものを十二分に國立病院が使用することになると、現行の單價をもつてしても追いつかないのではないかということも考えられるのであります。