2011-05-18 第177回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第4号
局長 佐渡島志郎君 厚生労働大臣官 房審議官 篠田 幸昌君 経済産業大臣官 房審議官 市川 雅一君 経済産業省製造 産業局長 鈴木 正徳君 国土交通大臣官 房技術参事官 藤森 祥弘君 参考人 広島大学原爆放 射線医科学研究
局長 佐渡島志郎君 厚生労働大臣官 房審議官 篠田 幸昌君 経済産業大臣官 房審議官 市川 雅一君 経済産業省製造 産業局長 鈴木 正徳君 国土交通大臣官 房技術参事官 藤森 祥弘君 参考人 広島大学原爆放 射線医科学研究
市民参加型の行政機関ではどんなことをするのかということでございますけれども、受精卵、胚を利用する先端技術、医科学研究現場の研究の意義、有用性、危険性についての科学的、倫理的評価の内容、当該評価の患者、被験者への説明、理解状況等について調査して、その調査の結果を市民に対して分かりやすく情報として提供していくと、そういうことをこの行政機関でやったらいいのではないか。
第一は余剰胚とそれが生み出される生殖医療について、第二はクローンの定義との関係で禁止の実質的根拠について、第三は医科学研究と提供者の同意について、第四はルール形成過程の不透明性についてであります。国家は、人権を尊重するのみならず、保護し充足、促進するという義務があるというふうに考えられますから、人間の尊厳というものはお題目に終わらせてはならない、こういうふうに信じるからであります。
ですから、こういう法案をつくる以上は、その周辺で、先生が御指摘のような受精卵の研究に限らず、こういう先端的な医科学研究についての、細かいものをつくれというのは不可能なことですけれども、ごくごく大枠の法規制というものが必要であって、そういうことが、逆に規制を守るところにはちゃんと国家が助成をするとか、そういう形での、言葉は悪いですけれどもあめとむちという形で、これはアメリカの国家研究法がそういう法律でしょうけれども
そして、その先に、胚の研究というものをもう少し医科学研究に広げて最低限規制する。
この博士が医科学研究に熱意を持たれるように相なつた動機は、小学校時代の小林訓導が、教壇からながめた野口博士の特長を見出し、野口が科学の研究を終生続けるべく指導に努力したたまものだということが、その当時発表された事実であります。