1973-05-09 第71回国会 参議院 本会議 第15号
○国務大臣(奥野誠亮君) 四十八年度の私立の医科大学入学金の現状は、学生一人当たり最高が五十万円、最低が十万円でございまして、平均して二十三万五千円となっております。寄付金の実態はまだ全貌を明らかにしていないわけでございますが、四十六年度におきましては、入学者のうち、寄付いたしました者が六五%で、寄付者一人当たりの平均寄付金額が六百万円、最高が二千百万円でございます。
○国務大臣(奥野誠亮君) 四十八年度の私立の医科大学入学金の現状は、学生一人当たり最高が五十万円、最低が十万円でございまして、平均して二十三万五千円となっております。寄付金の実態はまだ全貌を明らかにしていないわけでございますが、四十六年度におきましては、入学者のうち、寄付いたしました者が六五%で、寄付者一人当たりの平均寄付金額が六百万円、最高が二千百万円でございます。
今後ともこのような補助、融資を拡大していきたいと考えておりますが、他方、御承知のように、私立の医科大学入学については、多額の寄付金等を徴収する等、社会的にも大きな問題を投げかけております。私といたしましては、一方において、私立の医科大学については他の一般の大学に比べて格別の財政措置を講ずるとともに、他方、強制にわたるような入学寄付金等については、何らかの抑制策を講じたいと考えております。
○前田佳都男君 大至急やりますが、それでは、これらの公立医科大学入学の際に、入学許可条件として、卒業後一定の期間県あるいは府が指定する過疎地域に駐在しなさいという条件で入学をオーケーすることができるかどうか。その場合には、多少成績が悪くても、過疎地域におまえは駐在するんですよ、よろしゅうございますと言えば入学をさせてやる、そういうことができますか、どうですか。