1967-12-09 第57回国会 参議院 本会議 第4号
次に物価については、消費者米価や医療費値上がりをはじめ、今年に入ってからすでに六%の消費者価物上昇率を示しており、さらにまた、年末から明年度にかけて地代、家賃、国鉄定期代、バス料金、さらにガソリン、酒、たばこ、ふろ代、国立大学授業料等、おまけにみそ、しょうゆまで便乗値上げが続出しそうな気配であります。これではまさしく国民は物価高騰の重圧に押しつぶされそうな感があるのであります。
次に物価については、消費者米価や医療費値上がりをはじめ、今年に入ってからすでに六%の消費者価物上昇率を示しており、さらにまた、年末から明年度にかけて地代、家賃、国鉄定期代、バス料金、さらにガソリン、酒、たばこ、ふろ代、国立大学授業料等、おまけにみそ、しょうゆまで便乗値上げが続出しそうな気配であります。これではまさしく国民は物価高騰の重圧に押しつぶされそうな感があるのであります。
○平林委員 結局、今後補正要因として考えられるのは、食管会計の赤字処理、医療費値上がりに伴う国庫負担、公務員のベースアップあるいは国保の赤字対策、その他今後起きるいろいろなことが考えられますけれども、大体二千五百億円あるいは三千億円の範囲内、こう理解してよろしゅうございますか。
(拍手) これに対して、わが党は、すでに第一次補正予算審議に際し、池田内閣の大企業本位の経済政策の破綻による経済の変動とその混乱から国民生活を救済するため、緊急かつ最低限度の予算措置がとられるよう要求し、さらに災害対策、石炭対策、医療費値上がりによる国庫負担等の適切なる対策措置を織り込んだ第二次補正予算を早急に提出するよう、強く要求したのであります。
さらに災害対策、石炭対策、医療費値上がりによる国庫負担の措置を組み入れたところの第二次予算補正を提出するよう強く要望して参りました。 しかるところ、今回政府提出の第二次補正予算案は、わが党の要求とは天地雲泥の差でございまして、犠牲者国民を救うの道はどこにも見当たらないことを遺憾とするものでございます。
(拍手) わが党組み替え案は、災害対策費を増額いたしますとともに、池田内閣のただいま申し上げました経済政策の失敗の結果、そのしわ寄せを受けて苦しむ中小企業への諸対策、医療費値上がりによる国庫負担の増額、物価高騰に苦しむ低所得者階層の生活擁護、緊急を要する炭鉱労務者の雇用安定、公務員給与の改善等、一日もゆるがせにできないこれら犠牲者の救済について予算措置を講じたいと思うのであります。
第三に、生活保護基準及び失対賃金の引き上げ、国民健康保険の補助率引き上げ及び医療費値上がりによる社会保険の被保険者、患者の負担増の軽減、小児麻痺対策等々の国民生活への緊急対策を主張いたしておるのであります。第四に、当面の石炭対策として、石油関税の関税定率の引き上げ及び炭鉱労務者の雇用安定のための諸施策を主張いたしておるのであります。
次に、医療費値上がりによる社会保険の被保険者、患者等の負担増を軽減する。すなわち、国民健康保険については、さきの第三十八国会での池田総理の内諾に基づき、国庫補助率を五分引き上げる。これは三十五億円、さらに今回の改訂による四・八%の引き上げによって、社会保険の医療費増額六十五億円を国が負担するものとする。また小児麻痺絶滅のために生ワクチン無償投与を引き続き行ならために、十億円を支出する。
(3) 医療費値上がりによる社会保険の被保険者・患者等の負担増を軽減する。すなわち国民健康保険については、さきの第三十八回国会での池田総理の内諾に基づき、国庫補助率を五分引き上げる(三十五億円)。さらに今回の改訂(四・八パーセント引上げ)による社会保険の医療費増(六十五億円)を国が負担するものとする。また、小児麻ひ絶滅のため生ワクチン無償投与を引き続き行なうため十億円を支出する。
さらに政府が今回の医療費値上がりに対して十五億という補助を予算化しているのですが、その性質はどういうものですか。 〔藤本委員長代理退席、委員長着席〕
○森本政府委員 医療費値上がり分に伴います増でございますが、二・四%だと思います。