1956-06-03 第24回国会 衆議院 社会労働委員会 第53号
そこで今度は日にちが出てきたんですが、あなた方もこれからちょっと楽になりますから、いよいよこれはじっくり腰を落ちつけて二年、三年かかってもかまわぬと思いますから、いわゆる基本的な調査を今やって、大蔵省主計局も来ておりますが、八月に三千万円ぐらいの予算をとって、ほんとうに医療費体系をやる調査をやらなければならぬと思いますが、新医療費体系に基く新点数ではなくて、新医療費体系そのものを出してもらわなければならぬと
そこで今度は日にちが出てきたんですが、あなた方もこれからちょっと楽になりますから、いよいよこれはじっくり腰を落ちつけて二年、三年かかってもかまわぬと思いますから、いわゆる基本的な調査を今やって、大蔵省主計局も来ておりますが、八月に三千万円ぐらいの予算をとって、ほんとうに医療費体系をやる調査をやらなければならぬと思いますが、新医療費体系に基く新点数ではなくて、新医療費体系そのものを出してもらわなければならぬと
従いまして、今相馬さんがおっしゃったように、諮問をいたしておりまする新医療費体系そのものを撤回したのではないのであります。
私は直接陳情なさる方々につきましては直接にお目にかかっていろいろ意見も聴取いたしておりますが、私の感じによりますと、新医療費体系そのものにつきましては、実際に内容にタッチしないで、ただ新医療費体系というものはわれわれの生活権を脅かすような点数表であるというようにお考えになっている方も多々あるのであります。
しかしながらわれわれは過去一カ年有余の間にも、新医療費体系に大きな関心を注ぎ、かつまたこれを返還いたさざるを得ない立場にたったのは、点数改正の基礎となる医療費体系そのものに大きな矛盾と不合理を発見したからであります。これは衆参両院を通じて討論においても、明らかに各党の代表が指摘しておるのでありまするから、政府としては義務として御提出さるべきが当然である。
○相馬助治君 先ほどから新医療費体系そのものについての質疑が継続しておるのですが、ただいま山下政務次官の御発言に関して一点だけ疑義をただしておきたいと思います。それは新医療費体系なるものは、厚生省が心血を注いで、長きにわたって作業をされたものであるということについては、われわれは十分敬意を払うにやぶさかでないのです。
で、要しまするに、私は全国国民健康保険団体中央会では未だ勉強中だと言うがごとき、そんなのんきなことでなくて、かりに新医療費体系が実施された場合には今の現行法、そうして今の条例下における健康保険の実態に合せてみると、現実に合せて試算をしてみるとこういう結果がくる、これは国民健康保険そのものを直してもらうか、ないしは新医療費体系そのものを考えてもらうか、どっちかしなければこれは大へんなことになるという意見
○竹中勝男君 もう一つ梅田さんにお尋ねいたしたいのですが、江幡さんも梅田さんも、この新医療費体系そのものは国民医療の進歩の一つの段階として賛成である、すなわち物と技術を医療行為において分離するということは、医療の進歩に大いに貢献する、そういう意味においてこの新医療費体系は非常に原則として賛成であると、こういうように陳述されましたのですが、それで言論界におられる方々としてお尋ねいたしたいのですが、この
こういう医療費の形で現在の厚生省の提示されましたような新医療費体系そのものを考えますときに、こういうものの内容に基く基礎の上に打ち立てられた医療費体系が、なお矛盾を大きくし、あるいは不均衡を増加したという事実は覆いがたいのでございます。特に御認識いただきたいことは、外来医療費と申しますものは主として病院にあらざる開業医機関がおそらく大部分を取り扱うという形のものでございます。
従って今日私は、新医療費体系の個々の問題についてはいろいろ修正したい希望もあるだろうけれども、先ほど神崎さんから新医療費体系そのものには反対でないというお考えを聞きましたが、新医療費体系の考え方には現在あなた方は反対をなさるものではないと思うのでありますが、その点が一点と、それからただいま谷口さんからお話がありましたが、ちょうどまた各五名の医師会関係のお話を伺っておりますというと、結局基本において厚生省側
医療費体系そのものを出して下さい。
○榊原亨君 そうしますと、ここでおきめになりました新医療費体系そのものずばりというものを国民健康保険に御適用になるというお考えか。
で従って健康保険法がどういうふうにきまるんだかということが実は新医療費体系そのものがいいか悪いかということを議論する前提になると思うのです。別な言葉から言えば、社会保険関係法規が整備しなければ新医療費体系なんというものは実施できないんだと私は思うのです。で、この問題にこそ実は国会は焦点を合せて議論すべきだと思うのです。
○久下政府委員 途中で参りましたものですから、あるいは御質問を取り違えているかもしれませんが、新医療費体系そのものにつきましては、私がお答えをする立場にございません。御案内の通り、医務局長の担当になっております。ただ保険との関係につきましては、新医療費体系に基く新しい点数表の関連におきまして、表裏一体の点数表が出て参ります関係がございますので、そういう意味で申し上げたいと思います。
私は厚生委員会の一員といたしまして、少くとも新医療費体系の実施には、なおかつ新医療費体系そのものをめぐつて多くの問題点が残され、ましてや医薬分業に対しましては、よほど慎重に考えなければならない多くの問題点が相当あるということを指摘いたしまして、一応の意思表示をいたしておきたいと思うのであります。
なお処置料につきましては、新医療費体系そのものは、手術料と同様に、手をつけない建前になつておりますが、実際に以上のようなことで点数の改訂をしてみますると、病院、診療所の間、或いは各科別にアンバランスを生ずる懸念が相当ございましたので、処置料につきましては、さような関係を考慮に入れ、原価計算の結果も考慮に入れまして、増点をいたしたものが相当ございます。
そこでこの目に見ておりまする時期において、これをやつて行く段階において、これは実際の点数等に切り替えまする場合は、今お話になりましたようなことも考慮に入れていたすべきものだとは考えまするが、新医療費体系そのものからは、二十七年度三月と十月とをまあ中心に考えて、そしてこの方法をとつて行きたい。
新医療費体系そのものの本文からいえば、処置及び手術は全然手をつけないでいいはずでありますが、しかしそれでは結果におきましてバランスもとれませんし、また先ほどの端数切捨てとの関連もありますので、それらの点を総合考慮いたしまして、処置及び手術の点数の増点を考えたわけであります。
厚生省といたしましては、新医療費体系そのものにも記載をしておりますように、今回新医療費体系という非常に一般的な表現は用いておりますけれども、その具体的な内容になつておりますものは、当面一月一日から実施されます医薬分業に直接必要な関係を中心として作定をいたしたものでございます。
そのかわりに昨日も申し上げました通り、主として検査料、また処置料、手術料等、新医療費体系そのものとしては一応手をつけないということになつておりました部分に、適当な配分をいたした次第であります。そういう意味合いにおきまして、今回の点数表の改正は、新医療費体系の基本的な考えと相まちまして、その辺が一つの点数表としての特色になつておるものと存ずるのであります。
私どもはさようには考えないのでありまするから、そこは意見の相違であるのでありまするが、新医療費体系そのものは提出の最初に申し上げましたようないきさつから出して参つたのであります。従つてこれに対する御意見は御意見として十分尊重し、その方程式というものは、当時最も妥当として私どもが一つの治療の基準を置いて来て、それを分類しかえて来た中を配分しがえした場合には、このような状態になる。
今までは新医療費体系そのものに対する答申を求めてないという御意見でございますから、これから尊重されるという御意見でございますから、これから尊重されるという御意見だと私は解釈いたします。そういたしますと、この新医療費体系に基く診療報酬点数表の改訂というものの審議にあたつて、中央社会保険医療協議会においても国会の意見を尊重するというのでありますが、そういう点をお伺いさせていただきたい。
厚生省として求めているのはこの点数表の改正であつて、新医療費体系そのものに対しては中央社会保険医療協議会が答申をしてくれることは求めていない、こういうことなんですか。
次に、新医療費体系そのものというよりは、分業そのものに対する国民の不安、と申しますのは、従来患者に対して医師が全責任を持つておつたのが、今度は医師と薬剤師とに責任がいわば分れる。この結果、処方箋が正しかつたのかそれとも調剤が正しくなかつたのかというような問題が生ずる可能性があると思います。
○榊原亨君 そういたしまするというと、この新医療費体系に出て来ます数字、例えば初診料を幾らにするとか、薬治料はどうとか、一体注射料はどうかということを、言い換えますならば、新医療費体系そのものは、厚生省がお調べになりました日本におきますところの診療所の実績によつて御算定になつたものと、解釈してよろしゆうございますか。
まだ新医療費体系そのものについての、大綱についてのまだ御意見は伺う機会がなかつた。
新医療費体系は何を意味するものかということはしばしば先般の御説明で承わつたのでございますが、つまり大臣の仰せになりましたのは、調査会の答申にあるごとく、医療に対する適正なる支払方式の確立、これは新医療費体系そのものの御説明であります。その通りに承わつております。
でありますから、この新医療費体系そのものにつきましては、現在私どもは皆さんの報告、御意見を十分拝承いたしたいと存じ、閣議全体、政府全体といたしましては、一応これで進んで参りたいと考えております。