1984-08-06 第101回国会 参議院 本会議 第28号 であり、政府がもし従来のような態度に終始するならば、それは単に医療保険の破局をもたらすばかりでなく、社会保障の均衡のある発展を阻止し、ひいては我が国社会開発全般に一大障害となることは明らかであろうと異例の警告を行い、同じ立場をとる社会保険審議会とともに長期にわたる慎重な審議を経て、昭和四十五年と四十六年の二回にわたり、健康管理体制の充実と包括医療の実現、医療供給体制の体系的整備、診療報酬の適正化と医療支払い制度 柄谷道一