1998-03-25 第142回国会 参議院 予算委員会 第10号
その中で、これから医療保険制度を維持していくためにどういう改革が必要かということで、診療報酬体系あるいは薬価基準制度、医療提供体制、高齢者の保険制度等、総合的に改革を出すということでやっているんです。 その際に、医療費を賄うのにこれは全部国民負担です。
その中で、これから医療保険制度を維持していくためにどういう改革が必要かということで、診療報酬体系あるいは薬価基準制度、医療提供体制、高齢者の保険制度等、総合的に改革を出すということでやっているんです。 その際に、医療費を賄うのにこれは全部国民負担です。
現在、医療保険財政は大変厳しい状況にあり、医療提供体制の効率化も大変重要なテーマであると思いますが、同時に、薬物治療の質の向上も大変重要な課題であると思います。だからこそ薬剤師法が改正され、また、医療法にインフォームド・コンセントに関する規定が設けられたのだと思います。 病院薬剤師の配置基準は、現在、調剤数八十につき薬剤師一人とされております。
このほか、労災病院・産業保健推進センター等のネットワーク化等により産業保健サービス機能を充実・強化するとともに、労災病院における勤労者のための医療提供体制の強化を図ることや、増大する労働条件に関する個別紛争の簡易、迅速な解決援助のための体制整備、業務上疾病等の複雑困難事案の迅速処理の体制整備等により、労災保険給付の迅速・適正な処理を推進することとしております。
医師の研修につきましては、従来から総合診療方式の普及などに努めてまいりましたけれども、医療保険制度あるいは医療提供体制の抜本改革といった議論の中で、今後医師の臨床研修を必修化するといったような提言もございますので、私どもとしてはそうした課題も含めまして研修の充実強化について検討を進めてまいりたいと考えております。
○小泉国務大臣 昨年八月に、今まで三十数年間いろいろ改革すべき点を指摘されながらそれぞれの利害関係が錯綜してでき得なかった問題についても取り組んでいかなければならないということで、厚生省としては抜本改革案を提示し、そして与党三党で論議をしていただきまして、今発足をいたしました新たな医療保険福祉審議会で将来の抜本改革案を議論していただいているわけですが、これは診療報酬体系、薬価基準制度、医療提供体制等
労災病院、産業保健推進センター等のネットワーク化等により産業保健サービス機能を充実強化するとともに、労災病院における勤労者のための医療提供体制の強化を図ることとしております。 その五は、労働条件に関する紛争の解決援助のための体制整備であります。増大する労働条件に関する個別紛争の簡易迅速な解決援助のための体制整備を図ることとしております。 その六は、労災補償対策の推進でございます。
さらに、適正かつ効率的な医療提供体制の確立、国立病院・療養所の再編成、厚生科学研究、世界福祉構想の推進や発展途上国への支援についても一層の推進等を図ってまいります。 以上、いずれも二十一世紀の少子・高齢社会に向けて避けては通れない重要な諸課題です。私はこうした課題に対して、全力で取り組んでいきたいと考えております。
さらに、適正かつ効率的な医療提供体制の確立、国立病院・療養所の再編成、厚生科学研究、世界福祉構想の推進や発展途上国への支援についても一層の推進等を図ってまいります。 以上、いずれも二十一世紀の少子・高齢社会に向けて避けては通れない重要な諸課題です。私は、こうした課題に対して全力で取り組んでいきたいと考えております。
私どもといたしましては、各都道府県においてそれぞれが定める医療計画に沿う形での適正な医療提供体制が確保されるよう、かつまたこの鹿児島県の事例にございますように、手続をさらに明確にするというようなことも含めまして各県を指導してまいりたいと考えております。
医薬分業は医薬品の適正使用を進めるという観点から厚生省の方で中心になって推進をしておるわけでございまして、基本的にはただいま財政局長が答えたとおりでございますが、この問題は医療提供体制、医療保険制度の改革にもかかわる重要な問題であると認識をいたしております。
たまたまきょうから官邸でも会議が始まっておりますが、労働省と厚生省は一府十二省庁で同じ役所になるということも案としてあるわけでございますので、それら関係省庁また文部省ともよくお話をさせていただいて、将来の医療提供体制全般の問題の中でおっしゃっている方向に行けるように我々はぜひやってみたいと思っておりますので、どうぞよろしく御支援をお願いいたします。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今後の医療制度改革については、国民皆保険制度を維持しつつ、いかに適切な医療の質を確保するか、また国民負担というものをできるだけ低く抑えてどのようにむだを排除していくか、効率的な制度を維持していくかということについて、薬価の問題につきましても、診療報酬の問題についても、あるいは医療提供体制についても総合的に見直そうということで取り組んでおりますので、その中にあっても適切な医療
また、医療でございますが、すべての国民が安心して質の高い医療サービスを受けることができる制度を次の世代に引き継いでいくために、医療保険及び医療提供体制の両面にわたる抜本的な改革を実施する必要があると考えております。今後、新たに設置いたしました医療保険福祉審議会での議論を踏まえながら、抜本改革の具体案づくりに本格的に取り組んでまいりたいと考えております。
とりわけ、国民の負担増との関連におきましては、医療費の適正化、医療費の伸びと経済成長との不均衡の是正、適正かつ効率的な医療提供体制の確立が主要な課題として指摘されました。
それではもう一つでありますが、今回、医療法一部改正にかかわりまして、医療計画に関する事項の条項の中で、都道府県が定める医療計画においては、病床の整備を図るべき地域的単位として区分する区域の設定を定める、これに掲げる事項は二次医療圏ごとの医療提供体制が明らかになるように定めるものとする、こういうふうな形で表現されております。
それから、相変わらず有床の診療所という意味では、同一の患者さんを四十八時間を超えて収容しないように努めなければいけない部分もあるでしょうし、また今後これから医療提供体制の抜本的な改革が行われる中で、たびたび御説明がありますけれども、急性期用の病床、慢性期用の病床、病棟の区分、わずか十九床以下の病床数の中での有床診療所が管理上どういう形で対応していくのかということについてはっきりとした御指導をちょうだいしたいというふうに
また厚生省の中でも議論をいたしまして、医療提供体制についての抜本的な改革の方向ということで一つの案を示させていただいておりますが、現在の必要病床数の算定方式を急性期の病床と慢性期の病床に分けて算定をするという考え方、それによって医療計画上の必要病床数を算定するという案を提案させていただいております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療法の改正案は医療提供に当たっての患者への説明の努力規定やかかりつけ医の支援等を行う地域医療支援病院の創設、広告規制の緩和等により医療提供体制の整備を図るものであります。
これは、今までは考えられないような、薬価から診療報酬から医療提供体制から、ほとんど総合的に網羅した案であります。これを今後、患者負担をできるだけ避けるというのだったら、今まで各政党、各会派で最も抵抗の強かった薬価の部分においても、診療報酬の部分においても、医療提供体制の部分においても大幅に切り込まなきゃならない。これは総合的に考えてもらわなきゃいかぬということで、案を出しました。
特に医療提供体制、三党案も相当踏み込んで書いておられまして、インフォームド・コンセントの徹底とか、カルテ、レセプトの情報公開とか、今まで論ぜられてなかなかできなかったことに思い切って踏み込んでおられることに敬意を表しております。また薬価制度も、今までの公定価格制を廃止して、そうして保険で支払うべき基準価格を設定する、そういうようなことも決められておる。
○小泉国務大臣 さきの通常国会等での御議論を踏まえて、医療保険制度、総合的、抜本的な改革をしなければいかぬ、九月一日実施された改正案は、これは単なるびほう策にすぎない、もっと根本的な、構造的な改革をしなさいという声にこたえまして、去る八月七日、薬価から診療報酬、さらには医療提供体制、保険者集団、総合的、広範囲にわたりまして厚生省案をお示しいたしました。
薬価の問題、診療報酬の問題、医療提供体制の問題、公費、税金の問題、保険料負担の問題、そして自己負担、これをすべて総合的にとらえて抜本的な改革をしょうと着手しているわけであります。決して患者の自己負担ばかりをふやすものではないということを御理解いただきたいと思います。 そして、年金につきましても、これは、将来今のままの状況が続くと三〇%を超える保険料になる。
同時に、医療提供体制、診療報酬体系、薬価基準、この中でむだはないか、むだを徹底的に排除する策をとらなきやならない。同時に、医療の効率化を図らなきゃならない。
社会保障のうち医療について、総理は、与党三党の改革案などをもとに、老人保健制度を含めた医療保険制度と医療提供体制の両面にわたる抜本的な改革を総合的かつ段階的に進めたいと述べられました。 医療保障が国民生活の大きな支柱であることを考えれば、二十一世紀においても皆保険制度を維持し、国民に安心で良質な医療を確保していくことが強く求められております。
医療保険制度の改革についての基本的理念についてでありますが、総理もお話し申したとおり、国民皆保険制度を維持するということを前提にして、国民が安心して良質な医療サービスを受けることができるよう、医療提供体制、医療保険制度の両面にわたる抜本的な改革に全力を尽くしていきたいと思います。 高齢者の医療対策についてでありますが、予防は治療にまさる、これは大変大事なことだと思っています。
また、医療につきましては、安定した医療保険制度を築き上げていくという観点から、医療提供体制と医療保険制度の両面につき国民的観点に立った抜本的な改革を進めてまいります。 さらに、年金につきましては、将来の負担を見据えて抜本的な改革を行ってまいりますために、国民的な御議論を十分尽くしていただくことが重要であり、改革を平成十一年より早めるのには困難な面があると考えております。