1972-01-31 第68回国会 衆議院 本会議 第4号
(拍手) われわれは、三カ年計画で、先進国並みに国民所得の一五%を社会保障給付に充てることとして、賦課方式の採用によって老齢福祉年金が月一万円、拠出国民年金が最低月二万円、厚生年金は最低月三万円に引き上げ、六十五歳以上の高齢者と乳幼児の医療完全無料化と、主婦に対する無料健康診断制度を実施し、生活保護と児童手当の充実をはかることを強く主張するものであります。
(拍手) われわれは、三カ年計画で、先進国並みに国民所得の一五%を社会保障給付に充てることとして、賦課方式の採用によって老齢福祉年金が月一万円、拠出国民年金が最低月二万円、厚生年金は最低月三万円に引き上げ、六十五歳以上の高齢者と乳幼児の医療完全無料化と、主婦に対する無料健康診断制度を実施し、生活保護と児童手当の充実をはかることを強く主張するものであります。
老人医療の無料化は都道府県段階ですでに十以上、あるいは市町村の段階で四百五十あまりがやられているわけでありますが、これは国がいつまでたっても取り組まないので、こうした自治体でも財政基盤が弱いけれども、これを思い切ってやろうというのが現段階の状態だろうと思うのでありますが、二月二十二日、前内田厚生大臣が衆議院の予算委員会で、老人医療完全無料化を初めて打ち出されました。