1977-11-02 第82回国会 衆議院 本会議 第10号
関係者からはすでに、老人医療についてその速やかな改善措置が要請され、近くは老人保健医療問題懇談会等から提言があり、これらをまって総合的な医療対策を講ずべきであるのに、政管健保の財政対策だけを先行するのはきわめて公平を欠く措置であり、納得できないのであります。(拍手) 第三には、本法案は、改正と称しながら、給付の改善を怠っていることであります。
関係者からはすでに、老人医療についてその速やかな改善措置が要請され、近くは老人保健医療問題懇談会等から提言があり、これらをまって総合的な医療対策を講ずべきであるのに、政管健保の財政対策だけを先行するのはきわめて公平を欠く措置であり、納得できないのであります。(拍手) 第三には、本法案は、改正と称しながら、給付の改善を怠っていることであります。
○国務大臣(渡辺美智雄君) 老人の医療問題は、かねて重要視をされてきておるところでございますが、そのためいま御指摘のございましたような老人医療問題懇談会等に専門家を集めまして、それで長い間検討していただきました。その結果がただいまの答申でございます。
したがって、これは老人医療問題懇談会等においてもいろいろ検討されて、本当にこれは近々、年を越さないうちに、一カ月以内に結論が出ることに実はなっておるわけであります。そういうような専門家の意見に従って、負担の問題は一番大きな問題なんです。負担の問題はぜひとも御協力をいただくということで考えてまいりたい、こう思っております。
これは本当に新しい考え方として、検討する場合にはやはり一番先に検討されるべきものであるということでございますが、これは基本に関する問題でもございますので、医療問題懇談会等においては一番重要な事項の一つとして検討をしなければならぬ、私はそういう方向がいいのではないかと思っております。
○政府委員(石丸隆治君) 先国会におきまして、先生から救急医療につきましていろいろ御提言があったわけでございまして、そういった御提言に基づきまして、われわれの方といたしまして、その前からございました救急医療問題懇談会等の答申も得まして、その答申の線等に基づきまして五十二年度予算につきましてできるだけの努力を払っておるところでございます。
どもとしていま当面急いでやっていきたい、これも私は抜本策の一つだと、大きい問題だと思いますが、老人医療のあり方をどうするかということについて、いまは一番弱い保険集団である国保の中にこれはほとんど導入をいたしまして種々の助成をいたしてはおるものの、私は非常に不公正な制度運営だと思っておりますので、こうしたことについては早急に結論を出したいものと思いまして、これは事務的にもやりましたが、同時に老人医療問題懇談会等
なお、いま安恒さんは、そういう問題の改正等についてはいまできる医療問題懇談会等でやっていただきたいというふうに私は聞いたんですが、さような御意見だったんでしょうか。
その後、私、厚生大臣となりましてから、医療問題懇談会等の経過を経まして、一部なお改訂をする必要があるようにも思いましたので、先般、中央医療協議会に諮問をいたしておるところでございます。まだその答申を得るに至っておりません。前回の改訂に関する部分と、今回諮問をいたしております部分と合わせまして、予算の措置を講じたいと思っております。今回、補正予算に計上するに至らなかったのでございます。(拍手)
その後、医療問題懇談会等の経過に徴しまして、なお一部是正を適当とする点があると思いましたので、ただいま中央医療協議会に諮問いたしておるところであります。その結論を待ちまして、前の分と合わせまして、いずれ適当な機会に予算措置をお願いしたいと思っておる次第であります。 また、国民健康保険の療養給付費に対する国庫の負担率の問題でございます。