2001-11-07 第153回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
○阿部委員 医療にかかわります医師サイドも、個々のいろいろな薬品についての副作用を知らないうちに過ごしていることも多うございますから、まず、医療供給サイドへの情報の周知徹底方式について、今の、今後のITを活用した方法、あるいは、やはり医者が忙しいという状態も個々の薬品について自分が検証していくチャンスを奪いますから、多面的な検討をよろしくお願いしたいと思います。
○阿部委員 医療にかかわります医師サイドも、個々のいろいろな薬品についての副作用を知らないうちに過ごしていることも多うございますから、まず、医療供給サイドへの情報の周知徹底方式について、今の、今後のITを活用した方法、あるいは、やはり医者が忙しいという状態も個々の薬品について自分が検証していくチャンスを奪いますから、多面的な検討をよろしくお願いしたいと思います。
私は、私自身が医療供給サイドにおり、また、私が一生懸命頑張ってきた病院、その中で起きたことですので、看護婦さんたちの労働実態も知っております。夜勤三人の看護婦さんが六十数ベッドを、おまけに呼吸器が五台。これでも基準はちゃんと満たしております。一対二・五以上の看護婦を配置した病棟でございます。これでも、何度も申しますが、うち四人が御高齢者が入ればてんやわんやでございます。
医療費の増加という点では、医療供給サイドの問題についてもこれは検討する必要があると思いますが、都道府県知事は、医療計画において、地域の医療ニーズに基づき必要病床数を定めますが、既に必要病床数に達している地域において新たな病院の開設の申請があった場合には、都道府県知事は医療法に基づき、都道府県医療審議会の意見を聞いた上で開設中止等の勧告を出すことができるとされております。
しかし、この問題は、看護婦の養成から研修も含めまして、さらには看護婦さんの業務の見直し等々、幅広い医療供給サイドからの検討も必要だと思いますけれども、診療報酬体系としても、そういう検討状況を踏まえながら、今後の看護サービスの質の向上という見地からの診療報酬のあり方というものにつきましては、関係者の御意見も聞きながら検討させていただくということで、ご理解をいただきたいと思うわけでございます。
この場合、医療供給サイドのインセンティブを失わせないで医療費の増大を抑制することに最も意が注がれております。一般的な傾向としましては、プライマリーケアの費用や入院料あるいはナーシングホーム等の入所料は定額の方向にありますけれども、その他の医療費は新しい出来高払い方式というものの模索が行われております。 これに関連いたしまして、薬価対策も各国にとって大きな課題となっております。
包括医療、主治医ないしは家庭医と専門医との機能の分化の問題、病院と診療所の機能の問題、医師養成の問題、医薬分業問題等々、医療供給サイドの整備の問題。さらに、疾病の中で公費負担医療と保険医療との分野の調整の問題。
市川先生は、医師養成、地域医療体制等、医療供給サイドの改革が先行されるべきであるということを前提とされた上で、一割定率負担というものはやむを得ないとしても、これらの前提諸条件の整備状況というものを広範かつ慎重に検討せずして二割の給付率をあらかじめ本則で定めておくということに対しては反対である、こういう御意向をお述べになりました。そして、その場合も、高額療養費の制度の抜本改正が真骨頂である。
今まで御質問申し上げましたのは、医療を受ける側の暮らしの環境なり公衆衛生なり、そういう点がどういうふうに変わってきているか、こういう点が問題があるじゃないかという意味の問題提起をしたわけですけれども、次には、医療供給サイドの問題点についてこれから少し御質問していきたいと思うのです。 大蔵省見えていますか。
さらに最近六十歳以上の無料化が行なわれましたけれども、この場合におきましても、実は医療供給サイドがきわめて不備であるために、老人がせっかくの医療関係におきまして需要サイドにおけるところの社会化にかかわらず、医療機関が老人の医療を自主的に果たし得ないという、そういう看護、リハビリテーション、アフターケアに関する体制が不備であるために老人医療の確立が、せっかくの需要サイドの社会化に伴うところの供給面の矛盾
そういう形において医療の本質から離れたところにおける診療というものを現実にやっていると伺っておりますが、そういうことも含めて、やはり御指摘のように、医療供給サイドにおける課題というものを今度の健保改正問題とからめて、展望を出しながら当面の措置というものと、やはり方向性というものを明確にしなければ、新しい矛盾を持ち込むことになる。