2013-05-28 第183回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
○川田龍平君 医師養成教育ではその重要性を認められ、医師主導治験という方向性を敏感に感じられてコアカリキュラムにしっかりと導入しているようですが、薬剤師については、通称コアカリ検討会における議論の推移を見ていると、アカデミアから消極的な話ばかりが出ているようです。医師養成教育とは異なり、国家戦略が全く見えていないのではないかと思うような発言だと気になりました。
○川田龍平君 医師養成教育ではその重要性を認められ、医師主導治験という方向性を敏感に感じられてコアカリキュラムにしっかりと導入しているようですが、薬剤師については、通称コアカリ検討会における議論の推移を見ていると、アカデミアから消極的な話ばかりが出ているようです。医師養成教育とは異なり、国家戦略が全く見えていないのではないかと思うような発言だと気になりました。
ところで、大臣のごあいさつにございましたように、現在、医師不足、これが課題となっておりますが、医師不足の解消のために、医学部の定員を増員するとともに、地域医療を担う医師養成教育の充実に努めるということがごあいさつで述べられたところでございます。しかしながら、医学部の定員枠の増加だけで必ずしも医師不足は解消されないのではないかという意見も聞かれるところでございます。
さらに、喫緊の課題である医師不足解消のため、医学部の入学定員を増員するとともに、地域医療を担う医師養成教育の充実に努め、また、産科、小児科を初めとして大学病院が地域医療の拠点となるよう、その整備を進めてまいります。また、司法制度改革の一環として創設され、法曹養成の中核を担う法科大学院が真にその期待にこたえられるよう、規模の適正化を含め、その教育の質の向上に取り組んでまいります。
さらに、喫緊の課題である医師不足解消のため、医学部の入学定員を増員するとともに、地域医療を担う医師養成教育の充実に努め、また、産科、小児科を始めとして大学病院が地域医療の拠点となるよう、その整備を進めてまいります。 また、司法制度改革の一環として創設され、法曹養成の中核を担う法科大学院が真にその期待にこたえられるよう、規模の適正化を含めその教育の質の向上に取り組んでまいります。
ちゃんとプロセスで、医学部で教育をして、そこでちゃんと教わっていれば受かるように教えていればいいけれども、それを教えていないから、だからプロセスとしての医師養成教育にしても予備校がたくさんできるのです。 というのは、予備校は競争しているから、きちんと、どうやったら一番効率的に教えられるかという努力をしているのです。大学には競争がないから、それがだめなんですよ。
この三大学は、ある意味で職能教育を必要としているというようなことで設立されているわけですけれども、六年間の医師養成教育が必要であるかというようなことについては疑問を持っています。 具体的に言いますと、医学部に十八歳、十九歳で入学して、そして六年間の医学教育を受けるというようなことを果たしてこの三大学が担当するべきかどうかということであります。
これは三月十七日の日本経済新聞でございますが、医師養成教育は一人当たり二百万円かかる。これが六年間であるから千二百万円。これに対して補助金が六作間で三百万円、年に一人当にり五十万円。これは大臣、教員の経常費の給与の補助が半分くらいいったときの最後の姿だと思いますが、三百万円の補助金。それから授業料が年に六十万から七十万ですから約四百万円。そうすると一人七百万円しかない。
確かに、阪大の不正入試問題くらい、私ども並びに社会に大きなショックを与えたものはないわけでございますが、大臣のおっしゃいますように、この災いを転じて福となすような医師養成教育を進めてまいりたい、この大臣の意欲をほんとうに評価するものでございます。
これはどうも納得がいかないわけですが、文部大臣として医師養成教育機関、そういうものとの関連で御所見を聞かしていただきたいと思います。