2016-05-25 第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
臨床研究の不正事案が起こってしまった原因の一つとして、臨床研究を行って得られたこのデータを分析する際に必要となる生物統計学にたけた人材が研究者である医師サイドに少なくて、企業側の人員に頼らざるを得ないということがある程度あったのだと思っております。これも指摘されている事実でございます。
臨床研究の不正事案が起こってしまった原因の一つとして、臨床研究を行って得られたこのデータを分析する際に必要となる生物統計学にたけた人材が研究者である医師サイドに少なくて、企業側の人員に頼らざるを得ないということがある程度あったのだと思っております。これも指摘されている事実でございます。
御指摘の点でございますが、今回学会が作成された診療ガイドラインにつきましても、十四年度、十五年度、準備期間を設けまして、十六年度から供用を開始する予定にしておりますが、診療ガイドラインのデータベースに収載するなどいたしまして、こういう最新の医学情報が速やかに国民、そしてまた医師サイドに提供できるように努めてまいりたいと考えております。
○阿部委員 医療にかかわります医師サイドも、個々のいろいろな薬品についての副作用を知らないうちに過ごしていることも多うございますから、まず、医療供給サイドへの情報の周知徹底方式について、今の、今後のITを活用した方法、あるいは、やはり医者が忙しいという状態も個々の薬品について自分が検証していくチャンスを奪いますから、多面的な検討をよろしくお願いしたいと思います。
HIV診療の理念といいますか、医者の理念と相反するというようなことで拒否されるとかいうこともあるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、医師サイドからそれを見ましてどういうふうにお考えになられるか、あるいはどういうふうに対処していったらいいかというふうなことをちょっとお尋ねしたいと思うんですね。難しいかもしれませんけれども。
私はここに、一九八九年に畜産局、あなた方が出された家畜衛生問題検討会の報告書を持っておりますけれども、これの中でも、「急病診療を法的に獣医師の固有の業務とするべきものであるとする獣医師サイドの要望が提起されてきた。」
たとえば、三十三年には獣医事審議会におきまして教育年限延長を要請をしているという事実があるわけでありまして、獣医師サイドあるいは畜産のサイドから獣医学教育の年限延長というものに対するまあ一種の悲願でありますが、悲願を達成するための運動はやっておったというふうに私ども認識しているわけであります。
そういうふうに分けて考えました場合に、診療報酬の点数配分をいたします場合に、看護婦さんの分は、その中で診療介助のほうについては医師サイドに配分をして、それから患者さんのお世話のほうは看護婦さんのほうに配分をするというようなことをかりにいたしますと、その割合が一割五分から二割くらいということであるとする。