1978-03-29 第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号
もう三十年たって、わが日本の医学陣をしても治療法が確立されないということは、どうも不審でならないわけです。 それともう一つは、あれだけの認定申請者がおり、まだまだ隠された水俣病の方々がおるわけですが、そういった意味から認定の促進を急ぐ方法をやっぱり環境庁としては早くつくっていただいて、認定の促進をしていただきたい。
もう三十年たって、わが日本の医学陣をしても治療法が確立されないということは、どうも不審でならないわけです。 それともう一つは、あれだけの認定申請者がおり、まだまだ隠された水俣病の方々がおるわけですが、そういった意味から認定の促進を急ぐ方法をやっぱり環境庁としては早くつくっていただいて、認定の促進をしていただきたい。
引き続いて四十六年には、昨年の十二月でありますが、京都府の追跡調査でもって京大の西尾教授を中心とする医学陣から、いわゆる森永砒素ミルク中毒によってこういう症状が起きておるというような意味の報告書が出されて、が然いまこの砒素ミルク中毒の問題が再発しておるわけであります。
(患者総数一万二千三百三十二人、死者七百十二人) 当時、この事件の調査団(内務省、予防局防疫課、県衛生課、医学陣、陸軍省医務局のほか久留米十二師団軍医部が参加)は約五十日間にわたって調査し、「水道の汚水以外にはとうてい考えられない」と原因を推論した。このため大牟田市の当時の水道課長、塚本久光氏は引責辞職をしいられた。 しかし、(1)水道から赤痢菌は検出できなかったこと。
そうすると、熊本大学の医学陣が行ってこの調査、研究をやった。これに対しまして、また北海道で同様なことがあった場合は、その熊本大学の研究の成果というものが北海道にも応用される、こういうことでございまして、これから先の大学というものは、やはりその地域社会のある程度の要請にこたえていくという機能を積極的に持つべきであるというふうに、私は考えるわけでございます。
これを見ますと、これはもう医学陣としても全精力をあげて研究に取り組まなければならないし、また関係官庁もこれには努力しなければならぬという報告をされておるわけです。こういう報告があるにもかかわらず、厚生省は、今日までこの問題にどう取り組んできたのか。その経過を簡単にお答え願いたい。
なお、研究の問題でございますが、三十九年から発足いたしましたが、四十三年度におきましては、このような特別研究助成費という費目のもとに、沖中先生を中心といたしまして、九州大学、東京大学、徳島大学、このような専門の医学陣を中心といたしまして、研究を大がかりに実施いたしております。
なお、こういった内臓外科、特に心臓手術等につきましては医者が非常に足りませんし、また、手術にあたりましては人工心肺装置等も使うわけでございまして、そういった機械の入手等につきましてもまだ行き届いておりませんので、こういった医学陣の充実というものが今後の問題であろうかと、かように思っております。
三池の一酸化炭素の中毒の場合だって、日本の医学陣が指導力をほとんど失っておったわけでしょう。だからああいう点についても過去において政府が金を出して研究しておけば、三池のああいうときだって、その研究書を見れば書いてあるわけですから、一挙にやれるわけなんです。ところがそういう指針がないものですから、ああいう形になって非常に悲劇を拡大しておるわけです。今度だって同じです。
厚生省の方は、主として病気の問題、魚と人間との関係の問題、これを担当いたしまして、それぞれの大学等の医学陣その他を動員いたしまして、この究明に当たったわけであります。
○森中守義君 そうしますと、私はこれは大臣に一つの要請みたいになるのですが、今、山口局長が、同じ学界の立場から、現地の医学陣の立場を非常に尊重された。こういう良識ある態度は私は非常に歓迎すべきことだと思うのです。ただ、しかし、熊大も厚生省から委嘱されたのか、あるいは文部省と連繋の上でおやりになるのか、それは知りませんが、少くとも熊大には本来の任務があるはずなんですね。
これについて医学陣士である鹿島さんの御見解を一つお聞きしておきます。
それが日本の医学陣を総動員をしても、とうとう一人の犠牲者を出すというような不慮なことが起った。しかもその結果としては、日本の大気も汚染されている。日本の近海の海洋も汚染されている。こうなれば他国の領域と国民に対して重大な損害と不安、恐怖を与えている。
又一般国民にとつてもこのことについては比較的知識がないのじやないか、そういう意味において、ああいう癩の感染について日本の医学陣と申しますか、医学の立場から見た定説、そういうものを国民に周知徹底させる、こういう努力が必要ではないかと思うのです。
ですから治療方法があるのかないのか、国民はわが国の第一級の医学陣を総動員して最高の治療方法を試み、もう万全の治療が行われたということに理解しておる。実際は治療方法がないのじやなかろうかという非常に深い疑問がある。
従つて当然アメリカの医学陣もこれらのものについて相当調査をやりあるいは治療に当つておると思う。アメリカが日本の二十三人の漁夫の解剖に立ち会うなら、アメリカの原住民に対する治療なりあるいはその予後、経過等についての資料というものも厚生省はいただいておるのじやないかと思いますが、この原住民の経過というものはどういうぐあいになつておるか。
○岡委員 この記録は久保山愛吉君の経過録、日本の医学陣が加えた診療の経過並びにその死体剖検における総合的な所見、これは私が繰返し申しまするように、実に貴重な文献だと思うのです。これは科学的に貴重な文献であるだけではない、人類の進歩的な良心の成長のためにも、これは非常に貴重な経験だと思う。
しかしこの症状がいろいろと動くことが予想されますので、その変動に対しましての最大の医療の処置が今なされておる状態でありますから、私は現在のこれらの患者の方々に対しましても、決して失望をせずに、そのよくなることを医学陣に大いに期待をしておる次第であります。
ことにこれを見ておられるところの東大の医学陣においては、不幸な転機をとるのじやなかろうかというような最悪の事態まで心配されておりますが、一方アメリカにおきましては、日本に参りましたパストアという原子力委員は、日本の新聞あるいはその他の報道機関等あるいは学界等が、これをはなはだしく誇張に報道しておるということをロール委員長に報告しておるというふうに伝えておるのでありますが、外務大臣もこの事件が起つて以来
最初に大臣の御答弁で、この二十三人の漁師の治療の主体は、日本の医学陣でやつて行かれるということを言われたわけです。ぜひそうしていただきたいと思いますが、問題は、今後わが国が原子力の国際管理を主張して行くかどうかという態度にもかかつて来る問題である。なぜならば今度実験をしておるところのビキニ環礁におけるこの原子爆弾類似のものは、超国家秘密を含んでおるものだ。