2006-11-10 第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
人類の繁栄の陰には常に感染症がつきまとい、近年の生活環境の改善、抗生物質やワクチンの開発など、医学的進歩により感染症は著しく減少いたしましたが、感染症の発生は一九七〇年以降減少しなくなり、その原因といたしましては、やはり海外旅行者の増加、そしてまた輸入生鮮魚介類などの増加などが考えられますが、その一方で、一九七〇年以降、エボラ出血熱とかエイズなど、少なくとも三十種類の新たな感染症が出現し、日本でもO157
人類の繁栄の陰には常に感染症がつきまとい、近年の生活環境の改善、抗生物質やワクチンの開発など、医学的進歩により感染症は著しく減少いたしましたが、感染症の発生は一九七〇年以降減少しなくなり、その原因といたしましては、やはり海外旅行者の増加、そしてまた輸入生鮮魚介類などの増加などが考えられますが、その一方で、一九七〇年以降、エボラ出血熱とかエイズなど、少なくとも三十種類の新たな感染症が出現し、日本でもO157
そういう意味で私は、現行の医療で救命し得ない条件というのは一つの非常に大きな条件になるし、将来に行って、もしそういうことがクリアできる医学的進歩を見た場合でも、その時点ではやはりその時点における医療の限界条件になってきますので、常にそういうことを再検討する道は、やはり残しておくということが医学的には非常に正しいんじゃないかというふうに今考えているわけです。
イギリスの医学雑誌「ランセット」はこの薬を、恐らくこの一世紀でも最も重要な医学的進歩であったというふうに説明しております。 次に、マラリアにより百万の子供たちが亡くなっております。この悲劇的な損失というのは、もし大人たち、親たちがこの子供たちの症状に気づき、そして援助を求めることができれば低コストの薬品を使うことによって減らすことができた数字であったわけであります。
ここはまず大臣は、この前言われたように政治が先行して、科学的基礎のある政治でこれを押えて、ほんとうの学問の医学的進歩にいけるような医療の体制を作らなければならぬ。それはいずれ健康保険の方でやりますが、今の健康保険ではそれができない建前になっておる。この点は大臣が今私と同じ意見を述べられましたが、事実はそうでない。大臣の述べられた意見を実践してもらうことを私は要望しておきます。