2016-10-20 第192回国会 参議院 法務委員会 第2号
○糸数慶子君 これ、明治時代の医学水準を背景に作られた嫡出推定規定により無戸籍とならないよう見直しの議論が行われること、それを強く要望したいというふうに思います。 次に、通称使用と選択的夫婦別姓についてお伺いをいたします。 三十代の女性が職場での旧姓の通称使用を求めた訴訟で、東京地裁は今月十一日、女性の請求を棄却する判決を言い渡しました。
○糸数慶子君 これ、明治時代の医学水準を背景に作られた嫡出推定規定により無戸籍とならないよう見直しの議論が行われること、それを強く要望したいというふうに思います。 次に、通称使用と選択的夫婦別姓についてお伺いをいたします。 三十代の女性が職場での旧姓の通称使用を求めた訴訟で、東京地裁は今月十一日、女性の請求を棄却する判決を言い渡しました。
日本の科学技術や医療技術は世界最先端と高く評価されていますが、残念ながら明治時代の医学水準で設計されたままになっている規定があります。民法七百七十二条の嫡出の推定規定であります。この規定とかかわる生殖補助医療により出生した子供の法的地位の在り方など、早急な見直しが必要であります。 長い時間を要しましたけれども、今回の民法改正は大きく一歩前進しました。
B型肝炎でありますとかC型肝炎でありますとか、その時代の医学水準からすれば、一般の医療界では予防する能力があったのかどうかということの疑問もそれはありますけれども、しかし、裁判の結果は、そうした中にあっても、厚生労働省には、先進的な知識とそして監視能力を持って行うべきだということが求められているというふうに思います。
現在の脳死判定基準でございますが、昭和六十年度の厚生省研究班によりいわゆる竹内基準が示されまして、その後、平成四年の脳死臨調の答申や平成六年の臓器提供手続に関するワーキング・グループにおいて、当時の医学水準から見てこの基準が妥当であるとの結論をいただいていると考えているところでございます。
だけれども、例えば食料を増産する食料工場のようなものもできますし、病との闘いというのは医学水準の向上ということがある。それから、やはり一定程度の人間の数があるということは、経済活動、イノベーション、こういうことで新しい生き方、生産の方法ということも考えられますので、そういうエントロピーに伴う限界に対して人類が闘ってきたのがこの歴史だというふうに思っております。
御承知のように、昭和六十年のいわゆる竹内基準から始まって、平成四年の脳死臨調、それから六年の臓器提供手続に関するワーキング・グループ、これは、まさに私が申し上げたように、当時の医学水準に基づいてガイドラインを出したわけであります。
それで、先般、江戸の医学書の、憲政記念館じゃなくて公文書館でだったと思いますけれども、江戸の医学書の展示がありましたんで見に行きましたら、やはり一番亡くなっている、江戸時代に、方の比率高いのは出産に伴うもので、いかに出産が大事業で、今日本当に医学水準の向上によって出産でのそういう江戸時代のような悲劇が少なくなったことは大変いいんですが、しかしながら、先般の墨東病院のようなこともございますんで、これ全力
まず、医師がフィブリノゲン製剤を適用外で使用することがあったとしても、その当時の医学水準に照らし不合理なものでない限り、直ちに医師法違反の問題にはなりません。まずそのことであります。
こうしたことをあわせて考えますと、一つは、もちろん高齢化という、先ほど申し上げましたように、その主たるところが六十五歳以上のところで五割でございますから、高齢化に伴う疾患の複雑さというようなところもございましょうし、大学病院を中心にした件数が圧倒的であるということを考えますと、やはりさまざまな手術、あるいは手術に伴う一連の医療行為といった、医療の高度化といいましょうか、今日の医学水準の適用範囲が広がってきた
その場合、恐らくこの法律の構成でいけば、そもそも同意というものがないわけですから条件クリアできへんよということになるのですということになるのかもしれませんが、例えば疾病、病気等で判断能力がないんだけれども、その当該裁判国で治療を受けるよりは日本の医学水準の方がいいんではないか、どう見てもこれは日本に帰してやって治療を受けた方が適切ではないかということが、少なくとも客観的に考えられるケースなんというものがないんだろうかなと
次に、大臣にお伺いしたいと思いますけれども、この欠格条項に係る改正の根拠にもなるわけですけれども、障害の機能を補完する科学技術の水準だとか障害に係る医学水準だとかあるいは社会的環境の変化、こういうことは固定しているものじゃありませんから、そういう変化に応じてといいますか変化に基づいて今回の改正もあると思うんです。
そして私は、そういう構想が出たときから、これは本当にいい話だ、中国医学水準を維持する上でも、大きく伸ばしていく上でも、そして中日友好病院の日本的な医療というものを続けていく上でも大事なことだと考えておりました。ですから、私は、間違いなしにこれは大事なことだということを申してまいりました。そして、現地も見に行きました。衛生部にお誘いを受けましたから、参りました。
さらに、医学水準や社会環境から見ますと、現在は治療法も進み、長期間生存できる病気となってきておりますが、エイズ予防法制定当時は、我が国と同様アメリカにおいても、一度発病すると数年以内に死に至る病気であったこと、それから、欧米諸国では急速に感染が広がっている中で、我が国においては、感染拡大を未然に防止する必要があることが強く要請されたことから現行のエイズ予防法が定められたものであり、これらの医学的、社会的状況
しかし、現在の医学水準、また医学の学会関係者等、脳死の判定というのは、もう絶対生き返らないという、この脳死の判定に誤りがあってはならないと思います。そのためのしっかりとした信頼されるような体制をどうやってとっていくか。そして、脳死というのは、あらゆる治療をやってももう生き返ることはないという、これが脳死判定なんだということを国民にわかってもらう。
○小泉国務大臣 その感染された方は本当にお気の毒だと思うのですが、現在の科学水準といいますか医学水準のもとにおいては、最大限の安全対策をしてもこのような危険性を排除できないということでありますので、エイズウイルス感染者に対すると同じような補償の仕組みというものは困難だと思います。
また、竹内基準に関してでありますが、脳死判定基準の妥当性について、いわゆる竹内基準は脳死臨調の答申の中でも、いろんな専門委員の方々からの報告や国内外の専門家の意見等を総合的に判断した結果、現在の医学水準から見る限り妥当であるとの結論が出されておりました。
いわゆる竹内基準、昭和六十年に報告されているわけですけれども、現在の医学水準から照らして、この竹内基準というのは妥当であるというふうにお考えかどうか、まずその点をお聞きしたいと思います。
また、脳死臨調答申、平成四年の一月に出されたものでございますが、この中では、「専門委員からの報告や国内外の専門家の見解等を総合的に判断した結果、この竹内基準は現在の医学水準からみる限り妥当なものであろう」としている結論が出されているわけでございます。
しかし、現在考えられる限り、脳死は決して蘇生しないというのは、世界の医学水準においても、日本の水準においても定着しております。それは、脳低体温療法によっても脳死状態から蘇生させるのは無理だということは専門家の一致した見方であります。という時点においては、脳死状態は死であるという定義にそれほど不自然な感じは私自身は持っていないわけであります。
省令におきましては、必須検査の項目などの具体的な検査項目や判定者にかかわる事項につきまして、竹内基準に準拠しつつ定められるというふうなことになるわけでありますが、これらのいろいろな事項というのは、専門的、技術的事項であるというふうなことから、法律で規定をすることは必ずしも適当ではないのじゃないかと考えておりまして、また、省令で規定をした方がかえって医学水準の向上に即応した判定方法となり得るのではないか
○山口(俊)議員 滝委員御指摘のとおり、やはりいわゆる脳死というものは非常に実感をしづらい、あるいは一般的にわかりにくい死であるというふうに言われておるわけでありまして、そうしたことから実は脳死臨調でも、お話のとおり、竹内基準というのは現在の医学水準から見る限り妥当なものであるというふうな結論に至っておりますが、同時に、竹内基準により医学的には脳死判定ができるということが認められるとしても、脳死判定
脳死判定につきましては、我が国においてはいわゆる竹内基準に従って行われているところでありますけれども、竹内基準というのは国際的に見ましても厳格なものであるという評価が医学界では一般的でありまして、脳死臨調や、その後の厚生省に設けられました臓器提供手続に関するワーキング・グループの検討におきましても、竹内基準は現在の医学水準から見る限り妥当なものであるというふうに結論が導かれているところでございます。
○福島議員 脳死の判定基準に関しましては、基本的には技術的な議論でございまして、専門家の判断にまつべきであるというふうに思いますが、委員の御指摘のありました竹内基準につきましては、脳死臨調におきましても、竹内基準は現在の医学水準から見る限り妥当なものであるとの結論に至っておりますし、そしてまた、厚生省に設けられました臓器提供手続に関するワーキング・グループにおきましても、竹内基準は現時点での医学的水準
その意味で、先ほどお話し申し上げましたように、医学界で長い間に一般的に既に実施されておりますし、脳死臨調におきましても、竹内基準は現在の医学水準におきまして一般的かつ全く妥当なものであるという評価を受けているように考えております。