2015-03-25 第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
私は、この事案でも、女子医大側が必要と考えて耳を傾けていれば全然違ったと思います、お父さん、お母さんは何が起きたかを知りたかったわけですから。ところが、往々にして、そのことが訴訟につながるんじゃないか、あるいは萎縮医療になるんじゃないかということでどうしても医療現場が心を閉ざせば、その結果がさらに不幸なものになるということだと思います。
私は、この事案でも、女子医大側が必要と考えて耳を傾けていれば全然違ったと思います、お父さん、お母さんは何が起きたかを知りたかったわけですから。ところが、往々にして、そのことが訴訟につながるんじゃないか、あるいは萎縮医療になるんじゃないかということでどうしても医療現場が心を閉ざせば、その結果がさらに不幸なものになるということだと思います。
この点、社会保障審議会医療分科会で女子医大側がこのように言っておられます。
もしくは、自治医大側は、頼まれるまでもなくこういうものに取り組むという考えはございませんか。厚生大臣と自治大臣にお聞きします。
○佐藤昭夫君 その改善方針をいかにすべきかという、そのことに先立って、今回こういうことが慈恵医大側で起こった。その点についての管理システムに何かの不備、欠陥はなかったのか。どういうシステムになっていたんですか。
それから私は当時、資金計画がきちんとできなければこの学校は許可になる見通しがない、むしろ資金計画がきちんと充足されなければ、資金を集めなければ認可にならないんだというような話を聞きまして、それに対して圧力をかけるというんじゃなくて、むしろ愛知医大側に、資金不足をきちんと基準に達するように充足しなければ認可にならないんだという見通しを申し上げたんです。
そうして、それ以来医大側からはもちろん接触ございませんし、私の方からも接触をしなかったので、私が協力をしておった関係というのはその時期までだということなのであります。
と同時に、私は、そのあらゆる責任を医大側に押しつけるということにも問題があると思うのですよ。こうならざるを得ないような混乱のままに医療行政を放置してきた、こういう点で、私は政府の責任である、この二本立てで私はその責任の追及をしているわけです。