1982-04-27 第96回国会 参議院 社会労働委員会 第12号
○高杉廸忠君 この医師の地域偏在ですね、これは都市と農村の医療格差の問題にとどまらずに、医療の機会、チャンスもない無医地の存在、これは現状のとおりであろうと思うんです。昭和四十八年より五十三年までは多少無医区が減少していますけれども、依然として全国に千七百五十の無医地区が現存するわけなんですね。
○高杉廸忠君 この医師の地域偏在ですね、これは都市と農村の医療格差の問題にとどまらずに、医療の機会、チャンスもない無医地の存在、これは現状のとおりであろうと思うんです。昭和四十八年より五十三年までは多少無医区が減少していますけれども、依然として全国に千七百五十の無医地区が現存するわけなんですね。
無医地、区の解消対策といたしまして、僻地の診療所を開設いたしまして無医地区を解消させる計画を実施いたしておるのでありますが、一応三十七年度までの目標で計画を立てまして、診療所の設置及び運営費の不足額について二分の一を補助する、そういうような計画を立て、三十七年度におきましては、設置費の補助四千三百十六万円、運営費の補助九千八百五十万円というものが計上されております。
僻地医療対策は、御承知のとおり、年次計画でやっておりますが、医務局で取り上げました二百三十七の無医地の全部を明年度で一応解消したいと考えております。
これも無医地でございますので、やむを得ぬと思っております。これは知事の方において承認を与えております。かような状況でございまして、この四月一日までにはいろいろな困難がございましたが、現状といたしましては、全国三千五百十四の市町村のうち五つの村を除きまして組織化ができた、こういう状況でございます。