○仁比聡平君 一般に説明されている候補路線、計画路線、調査区間、整備区間、事業着手という、こういう段階で言えば、予備設計などのその議論というのは、これは整備区間指定後に進められるものなんですね。これまでの調査は、都市計画決定などの手続を全く踏まないままにこういうところにまで来ている。こんなやり方というのは実はほかの道路、高速なんかでも同じなんじゃないのかという大問題があると思います。
また岩手県内の基本計画が策定されております山田から宮古の間、それから予定路線でございます三陸から釜石の間、それぞれにつきまして、現在ルートの検討とか環境の調査とかいろいろな調査を私どもとしても進めているところでございまして、それぞれの区間につきまして、予定路線のところは基本計画をできるだけ早く策定しよう、それから基本計画区間につきましては整備計画区間、事業計画区間にできるだけ早く持っていこうというようなことで
それぞれの区間、事業費も異なりますし、仮に均等と言ってもどういう均等であるか、金額的な均等とか利率の均等とかいろいろあると思いますので、現時点でどういうふうに配分するかは全く白紙でございますけれども、いずれにしてもバランスをとって配分をしていきたいというふうに考えております。
そういった中で調査を完全に固めまして一部区間事業に着手していきたい、こういうふうに考えております。どの区間をどういうふうに事業化を図っていくかというような問題につきましては、今後また先ほど申しましたように地元の公共団体ですとか開発計画等を勘案しながら決定していきたい、こういうふうに考えております。
本河川は、昭和三十三年度に直轄河川に指定されて以来、鋭意その改修が進められておるのでありますが、現在、諫早市より河口に至る区間、事業費にして十七億円程度を残すのみとなっておりますが、地元といたしましては、昭和四十四年度までの暫定期間内に一応の改修を完了せしめる措置を当局に望んでおりますので、関係当局におきましても、弾力性のある措置を期待いたしまして、河川関係の御報告を終わります。
しかも、工事の量が大きくなって参っておりまする今日、一工事の工事区間、事業の区間が、仕事を能率的に効果的にやれる上からも、非常に大きな工事量が発注されるという傾向は、これはやむを得ないと思っております。従って、これらの仕事をする者も、傾向としては、大きな企業が大部分請け負わなければならぬという形に私はなってきているのではないかと思う。これは、ある一面からいうとやむを得ないかと思います。
沿革を申しますと、前の前の、つまり自動車交通事業法時代には、トラツクの事業種別を区間事業と区域事業に分けたことがあるのであります。この区間事業というのは、今度の路線事業にまあ近いと思います。ところがそれではどうも実際に合わんというので、現在の道路運送法では、区間とか、区域という分け方をやめて、積合せと貸切という分け方にして、それが現在行われているわけであります。
貨物自動車運送事業につきましては、これを施行規則におきまして普通と特定とに分ちまして、更にその普通を路線の有無によりまして区域事業と区間事業とに分つというふうに、誠に複雜な分類をいたしておりまするが、これを今回の立法に当りましてはアメリカの例なども参酌いたしまして、一般事業即ちコンモン・キャリヤーと特定事業即ちコント・ラクト・キャリヤーという分類に倣いまして、在來に比しまして一段と分り易い分類にいたしました