1989-11-21 第116回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
現実には具体的な区域運賃は地域単位で認可しておりますので、そういう違いが出ておるわけでございます。
現実には具体的な区域運賃は地域単位で認可しておりますので、そういう違いが出ておるわけでございます。
それから、ことしの八月の区域運賃改定におきまして個建て運賃制度を導入したということでございますが、これは現行の区域トラック運賃に定められております車扱いによる個建て契約運賃制度というのは、本年の六月末から七月中旬にかけての改定申請に盛り込まれていたものを八月十五日に認可したものでございます。
なお、二年ローテーションにこだわるのかということでございますが、この二年ローテーションという制度は、一般にも評判がいいし、定着しつつあるわけでございますが、これがそもそも考え出されたのは、適時適切な改定をするというルールを確立したということであると思われますし、でき得ればこの原則に従いたいというのでございますが、冒頭申し上げたような事情もございますことと、産業界、荷主の意向あるいはこの区域運賃の改定
○西中委員 私は非常に素朴な質問をいたしますが、運賃について、この際トラック運賃と認識をしていただきたいと思いますが、公正取引委員会は昨年の区域運賃申請のころから運賃の一括申請はやみカルテルである、こういうような判断を示してきたようであります。
次に、運賃の問題でございますが、先生御指摘のように、今日の区域運賃の建て方は車建て運賃が原則になっております。品物によりまして、たとえば鋼材とか若干の品目につきまして、別建て運賃で重量別に運賃の建て方がなっておるものがありますが、基本的には車建て運賃でございます。これは先生御案内のとおり四十四年に、それまでトンキロ制でありましたものを、現在の車建て運賃に変えたわけでございます。
ところが、区域運賃の場合についてみますと、先ほども黒住先生の御質問につきまして申しわけないとおわびしたわけでございますけれども、私ども実態を正確につかんでおりませんが、いろいろ聞いております話を総合いたしますと、品物によりましては、やはりかなり値引きをしているものもございます。
それから運賃の収受の実情でございますけれども、現在のところ区域運賃につきまして、正確な数字を現在把握いたしておりません。できるだけ早く調査をいたしまして、報告申し上げたいと思います。
○野村政府委員 本年の四月から六月にかけまして、トラック運賃は御承知のように路線運賃と区域運賃とあるわけでございますが、先生のただいまのお尋ねの場合は区域運賃に該当すると思います。区域運賃につきましては、本年の四月から六月にかけて全国を数地区に分けて改正をいたしたわけでございます。
いまの区域運賃の問題ですね。許可になったのは六月二十九日、選挙終了の翌々日ですよ。これは黒住君と業者という、こういう関係として対峙しなくても、選挙に応援をしたその論功行賞だというような、こういったいわゆる一般的な観測というものは、あなたがどう抗弁されようと、ありそうなことだという、この認識だけはだれしもやはり持ちますね。
全日本トラック協会区域運賃委員長西山正道氏がまずあいさつをいたしております。どういうあいさつかというと、「業界を知り過ぎるほど知っている黒住前局長が、われわれの発展に尽くしてくれる方向で進み出られたので、政治的地盤を獲得するために皆さんの協力をお願いする。業界の発展にはこの人を送り出す以外に方法はない。」として、このような黒住さんの経歴を書いたものが配られておるのであります。
〔委員長退席、古川(丈)委員長代理着席〕 区域運賃につきましては、昭和三十二年に一割程度、三十九年から四十年につきまして一割前後の値上げ、改定を認められまして、両方合計いたしまして二割少しの値上げが昭和二十七年以来十五年間に認められただけでございます。
○坪井政府委員 トラック運賃の改定につきましては、路線運賃は一昨年でしたか、すでに改定が済みましたけれども、区域運賃については昨年、一部改定が済みまして、今年度まだ改定が済んでないものが十件ばかり残っております。前回の改定が昭和三十二年でございまして、一般区域運賃の今回の改定申請が出ましたのが三十六年、その間相当人権費の高騰あるいは諸経費の高騰によりまして、事業としては相当苦しくなっております。