2017-05-31 第193回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
私は、そういう点でも、鏡のように民意を反映する比例代表などを中心とした選挙制度に改める、小選挙区制そのものを見直すことが必要だということを申し上げたい。 昨年の衆院選挙制度改革は、定数削減を行ったのも重大です。
私は、そういう点でも、鏡のように民意を反映する比例代表などを中心とした選挙制度に改める、小選挙区制そのものを見直すことが必要だということを申し上げたい。 昨年の衆院選挙制度改革は、定数削減を行ったのも重大です。
○塩川委員 小選挙区制で少数意見が反映をされない、まさにそこに重大な欠陥があるわけで、反映されない意見の方が、票の方が多数になるような、そういうのが小選挙区制そのものの欠陥であり、民意の集約という形で虚構の多数をとるという小選挙区制そのものの抜本的な見直しこそ求められているわけであります。 選挙制度というのが民主主義の根幹であって、国民、有権者の参政権の問題であります。
一つは、小選挙区制そのものなんですが、民意の集約になることはそのとおりかもしれませんが、多様な民意の反映という点ではやはり欠陥が強いのではないかという問題、大量の死に票が出るという問題についてどう考えるのか。それから、一票の格差が二倍を超える事態が続いている問題。それから、九割の国で実施している十八歳の選挙権がいまだに実現していない問題。
金のかからない選挙を言うのであれば、金権選挙を生み出す小選挙区制そのものをこそ廃止すべきであります。 また、本案は、小選挙区選挙における候補者届け出政党の活動を制限することに重点が置かれています。
そのように格差が拡大して是正されないというふうなことになった場合には、選挙制度としての小選挙区制そのものの存在根拠が問われなければならない。要するに一票等価の原則に余りに離反するような事態が放置されることになるということになれば、小選挙区制という選挙制度そのものの妥当性が問われなきゃならぬと思います。
小選挙区制そのものが総選挙での公約に背を向けた政治取引の産物であって、国民の審判を受けたことのない選挙制度ではありませんか。 速やかな解散・総選挙を首相に重ねて強く要求して、質問を終わるものであります。(拍手) 〔内閣総理大臣羽田孜君登壇〕
まず第一点の二百八十の問題ですが、小選挙区制そのものが、最初の意見で申し上げましたように、少数意見を切り捨て、民意をゆがめるという重大な欠陥を持っているということについては、これは山花政治改革担当相自身からも、小選挙区制度の欠陥、すなわち民意の反映ということからするといろいろ問題が多いということから、できる限り比例部分を多くすべきであるという御意見がありました。
自民党支持者の中にも小選挙区制そのものについて反対の声を上げている人が多くいます。 なお、私は女性の立場からも、この小選挙区制は女性議員の進出を妨げること、また、民意を反映しない政権ができる結果、社会保障など人間らしく生きていくための諸施策が削り落とされてしまうというおそれがあることから大変危惧をしています。
今、国会の場における政治改革は小選挙区制の成否のみにかかわっているかのような論議が主流となっておるようでありますが、小選挙区制そのものにも危惧される問題点が多々あることは事実であります。 国民が望んでいるのは、政治と金の関係、すなわち腐敗防止と透明性であり、このことの改革を何よりもまず急ぐべきではないかという声は地方にうっせきしたものがあります。
つまり、小選挙区制そのものが民意をゆがめるんです。それに何ぼ比例を加味しても、それは加味したのは緩和されるにすぎないのであって、根本的な是正にはなり得ないんです。だから憲法の理解についてのあなたの解釈というのは私は全く納得するわけにはいかない。
そして同時に、あなたは小選挙区制の本質でいえばそれはそうですと言って、小選挙区制そのものが民意をゆがめるものであるということを認められた。
その民意のゆがみがどこに出てくるかという問題ですが、最大の問題は、これは得票以上の議席を比較第一党に与える、いわば虚構の多数、つくられた多数をつくる、こういう重大な欠陥を小選挙区制そのものが持っているという問題であります。これは明らかに、基本的には国民の多様な意思の国会への正確な反映という民主主義の根本原理に反するからであります。
それが今度は、その中選挙区制そのものを廃止するというふうに転換をした。その理由を、公明党、大内さん、ひとつ述べてください。
穀田委員の、民主政治を根底から覆すという小選挙区制の構造的欠陥についての認識は今も変わっていないかという質問に、小選挙区制そのものについては御指摘のような問題点があると今も認識しています、こういうふうにお答えになった。 これは確認ですけれども、単純小選区制は、やはり民主政治を根底から覆すということを今も考えておられるということを言われたんではないかと思いますが、そういうことでしょうか。
一般論でいいますと、どうでしょうか、いろんな選挙制度、みんなルールをつくることでございますから、どこで線を引くかによって、そもそも小選挙区制そのものが、笹川議員御存じのように、かねがねから死に票が多いという議論がございますよね。
○山花国務大臣 今、単純小選挙区制と並立制とを区別なさらない部分もある御質問の内容、部分もあったんではなかろうかと伺っておりましたが、小選挙区制そのものにつきましては、御指摘のような問題点があると今でも認識はしております。
しかし、最大の問題は中選挙区制そのものではなく、これまで定数の抜本是正を行わず、国民の投票権の平等を侵してきた自民党の政治姿勢にこそ最大の問題があります。これに企業献金を肯定する態度が結びついて「政治腐敗の温床」になったのであります。細川内閣は、この問題に正面から取り組まず、自民党のこの政治姿勢と中選挙区制に責任を転嫁する論理を引き継いでいるというのが実際の姿であります。
○木島委員 安定した政権というのは国民の多くが認める政権だというのは、まさに私は今回自民党が出している単純小選挙区制そのものと全くの矛盾だと言わざるを得ないわけであります。
○神田委員 そうしますと、自民党は完全小選挙区制そのものにはこだわらない。塩川先生も言いましたが、党議拘束はあるけれども、考え方としては、党議拘束にこだわっては妥協ができないはずですから、そういう考え方に固執はしないということだと思うのですが、各提案者の間では、自民党の中でそういう話し合いはしているのですか。
しかし、先ほどから繰り返し申し上げましたとおり、選挙区制そのものに絶対のものはございませんので、この連用制というものが皆さんの審議で十分に参考にされて、これがうまく取り入れられるようなことが可能であれば、それは非常に歓迎するところであります。
なぜかといいますと、まず第一は、これは先ほど私が民主主義との関係でもいろいろ申し上げましたけれども、単純小選挙区制そのものにやはり大変大きな欠陥を持っているということがある。第二番目は、今日の政治不信をもたらしている最大の方は、私は自民党が当事者であると思っています、最大のものが。
しかし、今中選挙区制そのものがもうまさに危機に瀕しているという状況であることは、貴党を除きましてはみんなそういう大変な危機感、それは議会制度そのものに対する危機感として身の震える思いでみんな見ているんじゃないでしょうか。
どうも先ほど申し上げましたような小選挙区、単純小選挙区制そのものが、先ほどからるる説明もあります、私もそう思っておりますが、国民の皆さんの投票した得票率とそれから議席数というものほかけ離れたものになる。こういう問題、これはやはり民意を無視しているんだというふうに言わざるを得ないのではないか。