1977-08-01 第81回国会 衆議院 本会議 第4号
また、朝鮮民主主義人民共和国の二百海里宣言、これに関連をいたしまして、旧朝漁業協定を締結し、国交正常化の契機としたらどうだろうというお話でございますが、日本、北鮮間の国交正常化、これはまだそこまで条件が整っておりません。貿易や人物、文化の交流ということを逐次積み上げていきたい、かように考えておる次第でございます。
また、朝鮮民主主義人民共和国の二百海里宣言、これに関連をいたしまして、旧朝漁業協定を締結し、国交正常化の契機としたらどうだろうというお話でございますが、日本、北鮮間の国交正常化、これはまだそこまで条件が整っておりません。貿易や人物、文化の交流ということを逐次積み上げていきたい、かように考えておる次第でございます。
しかしながら、十一月十三日になりまして実際帰りたい人がどのくらいおるか、それからそのときの日本・北鮮間の船舶の運航状況はどうであるかというような、いろいろなその場合の状況を見比べました上で、場合によってはこの船の運航に関する特別の配慮を必要とすることがあるかもわかりませんが、しかし、いままでの私どもの見通しといたしましては、そのために特別協定というほど公式な合意を遂げる必要はないのじゃないかと考えております
御承知のように、北鮮帰還協定は本年の十一月十二日をもって一応打ち切られるわけでございますが、その後どういう事態が生じるかということは、まだいわば仮定の段階でございまして、その時分に、たとえば十一月十二日現在におきまして、北鮮帰還を実際希望する人々が何人おられるか、そのときにおける日本と北鮮間の配船の状況はどうであるか、あるいはその船に具体的に何人くらい乗れるであろうかというような、種々の状況を勘案しました
(拍手) しかも、ソ連・北鮮、中国・北鮮間の相互友好援助条約は、日米安保条約締結のあとに結ばれたものでございます。日米安保条約から受ける脅威に対抗して生まれたものであります。加えて、さきにわが党と中ソ両国との間の共同コミュニケで明らかなとおり、日米安保条約が廃棄されるならば、中、ソ、北朝鮮間の友好援助条約は直ちに廃止すると明記されていることを、よもや諸君は御存じないとは言えません。
今の段階でそういう方々が日本に入って来るということになると、北鮮間の人的な交流というものが、それを機会に完全に自由になるということになるので、今の段階ではそれは困ると、こういうふうに申し上げたわけであります。機械輸出の方法は別に御工夫が願えるのじゃないかというのが私の考えであります。