1971-04-20 第65回国会 参議院 社会労働委員会 第10号
その協定によりまして、目下北鮮帰還希望者につきまして帰還の準備が進行いたしております。 具体的に申し上げますと、日本赤十字社は、の協定によりまして、今年の五月から六カ月間の間に北鮮帰還が行なわれますので、その帰る希望者につきまして、日本赤十字社は、各都道府県の日赤の支部を通じまして帰還希望者につきまして調査をいたしております。
その協定によりまして、目下北鮮帰還希望者につきまして帰還の準備が進行いたしております。 具体的に申し上げますと、日本赤十字社は、の協定によりまして、今年の五月から六カ月間の間に北鮮帰還が行なわれますので、その帰る希望者につきまして、日本赤十字社は、各都道府県の日赤の支部を通じまして帰還希望者につきまして調査をいたしております。
ただ問題は、私どもとしましては、一万数千名かりにあるといたしましても、これはとにかく十一月十二日までに帰ってもらう人でありまして、そのためにこそまさに今度の日赤、北赤両当局のモスクワ会談が行なわれるわけでございますから、ことしの十一月十二日までには、この一万数千名の北鮮帰還希望者というものを、日鮮両当局が全力を尽くしてピストン輸送をやって、できるだけ希望者は期間内に帰国していただきたい、かように考えておる
○藤山国務大臣 国際赤十字に対しましては、在日韓国人の北鮮帰還希望者の調査をしてもらうことが第一だと思います。同時にまた、これが輸送を円滑にして参りませんければなりませんけれども、国際赤十字の立場もございます。従いまして、今後国際赤十字がどのようにこれらの問題に対して介入するか等の問題も勘案して参らなければならぬわけでありまして、それらの点については、まだ最終的にきまっておりません。
○岸国務大臣 本日の閣議におきまして、在日朝鮮人のうち北鮮帰還希望者の取扱いに関する件につきまして、閣議の了解事項として決定をいたしました。 それは、「一、在日朝鮮人の北鮮帰還問題は、基本的人権に基く居住地選択の自由という国際通念に基いて処理する。二、帰還希望者の帰還希望意思の確認と、右確認の結果、帰還の意思が真正なりと認められた者の北鮮への帰還の実現に必要な仲介とを赤十字国際委員会に依頼する。
例の百何名かの北鮮帰還希望者の処置の問題等に関連して、万が一日本政府の処置がわれわれの意図に反するならばというようなことを言うて、かなり矯激なる言動がそこに出てきておるわけであります。