2001-10-25 第153回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
報道によると、昨年、仙台で起こった筋弛緩剤にかかわる北陵クリニックの事件という痛ましい事件が起こっております。これは、院外処方せんの発行を始めた病院が、そのクリニックが院外処方せんを発行したために薬剤師が解雇されてしまった、そして毒薬や劇薬の管理責任者がいなくなってずさんな管理体制になったんだ、このことが事件発生の要因だったと指摘されております。
報道によると、昨年、仙台で起こった筋弛緩剤にかかわる北陵クリニックの事件という痛ましい事件が起こっております。これは、院外処方せんの発行を始めた病院が、そのクリニックが院外処方せんを発行したために薬剤師が解雇されてしまった、そして毒薬や劇薬の管理責任者がいなくなってずさんな管理体制になったんだ、このことが事件発生の要因だったと指摘されております。
○国務大臣(坂口力君) 最近、北陵クリニックの問題もございましたし、准看護婦あるいは准看護士に対するいろいろの問題も今話題になっているところでございます。 御指摘のように、医療現場といたしましては、法律なりあるいは政令なりといったいろいろなものをよくわきまえながら、しかし、そうも言っていられないという実態のあることも私は承知をいたしております。
仙台で起こりました北陵クリニックの事件についてまず質問させていただきたいと思います。 患者さんの体の中に筋弛緩剤が入りまして、そして何人かの方が亡くなったかもしれない。そして、今なお闘病中の方もいらっしゃいます。厚生労働省として、この事件、どのように認識されていらっしゃるでしょうか。
北陵クリニックの件でございますが、ここは大事な点は二つあるだろうというふうに思っております。一つは、いずれにいたしましても、管理者としての管理問題、これがなおざりになっていたという大きな問題がございます。そして、もう一つは、薬剤の管理が不徹底であった。この二つのことが非常に大きな問題として多くの人たちに関心を集めさせたというふうに思っております。
同じく、北陵クリニックは、療養型病床群をとりながら、医療監視は平成十二年の四月の一回のみで、あわせてそのときに薬剤師の不在ということが判明しながら、この事件が発覚するまで補充もないまま経過しました。劇薬と言われる筋弛緩剤を管理する薬剤師が不在であった。そして、そのことは、実は保健所が医療監視で明らかにでき、対策指導を強くいたしておりますれば、この事件は防げたやもしれません。
私どもは、この対策室を設置いたしまして、総合的な医療安全対策に取り組んでいきたいと考えているところでございますが、御指摘の北陵クリニックの問題につきましては、通常あり得る医療安全対策というよりは、私どもといたしましては、犯罪というような観点が非常に強いわけでございまして、もちろんそういう問題も視野に入れて対応しなきゃいけないと思いますが、通常時に、医師なり医療関係者がミスを犯しても重大な事故につながらない
私は、これもさきの予算委員会で、実は、先般問題になっております仙台の北陵クリニック問題について質問をいたしましたが、仙台北陵クリニック問題は、ことしの一月にいわゆる准看護士によるとされる子供やお年寄りの殺害、殺人ケースとして、今裁判にもなっておるケースでございます。
○宮島政府参考人 今御指摘の北陵クリニックにつきましては、平成三年九月の診療所の開設のときと、平成十二年四月の、今御指摘の療養型病床群の設置に伴う変更の際に必要な審査を行っているというふうに仙台市から報告を受けております。
科学技術振興事業団、そこで地域結集型共同研究推進事業というのをしておりまして、これは県の提案を受けて事業を推進しておりますが、宮城県の提案を受けまして、平成十年度から生体機能再建・生活支援技術、こういう課題を実施しているところでございまして、この研究テーマの一部に、機能的電気刺激等を用いた最先端のリハビリテーション技術の開発を目的とした研究というのがございまして、これを宮城県の中核機関を通じて北陵クリニック
最後に、北陵クリニック問題についてお伺いいたします。 今般のKSD疑惑並びに外務省の外交機密費の問題、官房機密費の問題をしのいで、もしかして国民の中ではこの北陵クリニック問題というのが、あす自分がかかる病院で点滴を受けたらあるいは呼吸がとまってしまうかもしれない問題として、身近な不安を呼び起こしております。